2020年の台風10号は異例の大型台風ということで、非常事態であるとの見解から、事前の避難が呼びかけられています。
国土交通省も会見を開き、河川の氾濫の可能性があるということを発表。 下線と雨量の見通しが発表された河川は、全部で6つ。 |
そのうちの一つが「川内川(せんだいがわ)」でした。
そんな川内川の台風10号による氾濫の可能性や現在の水位、そして被害状況をSNSの情報をもとに確認していきます。
台風10号の他記事はこちら |
2020年の台風10号による川内川の氾濫の可能性
2020年は7月に起こった「九州豪雨」の記憶がまだ新しい中で、台風10号という超大型のスーパー台風の直撃という予報となり、警戒がされています。
今回の超大型台風
猛烈な風による建物の倒壊、車の横転
電柱の倒壊による停電、高潮による浸水など
猛烈な雨による河川の氾濫、土砂崩れなど が予想されています!
危機感を持って早めの対策お願いしますhttps://t.co/p5t7urjGkc
動画は7月豪雨の際の川内川です pic.twitter.com/K2huFeKWWb— MASA@MASA's kitchen (@MASA84676292) September 5, 2020
こちらは7月の豪雨の時の様子↑↑↑
国土交通省も会見を開き、河川の洪水の可能性があるとして、住民に早めの避難を呼びかけました。 「九州豪雨」では、球磨川に「100年に1度」のレベルでの水位上昇が発生し、氾濫をひき起こしています。 |
今回の台風10号も、そのような想像もつかないレベルでの大雨が予想されていますので、十分に川内川での氾濫の可能性も考えられるということなんです。
中心気圧も915hPaという強さで奄美大島付近を直撃するという予報となっており、その雨量も史上最大級のものとなる可能性が出てきました。

特に台風は、豪雨のように雨だけではなく、暴風も伴うので、気づいたころには避難ができないという状態になっているという危険性があります。

国土交通省からも台風10号の今後の見通しはこちら >>> 国土交通省が発表した報道資料 |
2020年の台風10号による川内川の現在の水位上昇の様子と被害状況
2020年の台風10号による様々な被害が心配されている中、川内川の氾濫も心配されています。
川内川の現在の水位を確認し、早めの対応につなげていくことができれば安心ですよね。
川内川のライブカメラはこちら! >>> http://www.qsr.mlit.go.jp/sendai/bousai/sp/camera/?cam=0 |
アクセスが集まるとなかなか表示できないという状態になることも懸念されます。
配慮の上必要な時に確認を!
また、河川の様子はSNS等でも確認することができます。
今のところ台風10号の右側が直撃っぽいコース。
避難所初体験することになるのか?!台風9号が去った昨日の夕方。#薩摩川内市 #太平橋 #川内川 pic.twitter.com/OKiwrHASji
— 鹿児島に移住したロジウラマン (@kagoshimaiju) September 3, 2020
台風9号が去った現在(2020.9.5)はまだ急激な水位上昇は見られないようです。
そして、もちろん被害の状況も見られません!
が、9号の影響か、水位は上がっているようにも見えます。
ここに台風10号の大雨が降るということですよね…。
とても心配です。

<追記>2020.9.6 12時
安否確認と状況
現在 薩摩川内市は強風域に
入る前ですが、雨が強くなって
きています。なお鶴田ダムの事前放流により
川内川の水位も普段より上がっています。河川に近ずかないようにしてください。避難準備も出ていますので
いつでも避難できるようにしてください。#台風10号 #薩摩川内市— まなぶん (@manabun0513) September 6, 2020
現在の川内(#せんだい)川の様子#9月6日(日)12時00分現在の #川内川 の様子です。今のところ流れは穏やかです。台風10号が近づいています。自治体の指示に従い、最大の注意、警戒をお願いします。 pic.twitter.com/oPorVbDrrh
— 陸上自衛隊川内駐屯地@公式 (@Camp_Sendai) September 6, 2020
現在、鶴田ダムの事前放流もあり、川内川の水位は普段よりもあがっているとのこと。
雨も強くなっているようなので、注意が必要です。
川内川のライブカメラのユーチューブチャンネルも見つけました! こちらも参考に!! |
川内川の通常の水位
通常の水位と比べるといかに危険かということも気づくことができます。
【水質・水生生物調査】
8月26日、えびの市立真幸小学校の児童達と水質・水生生物調査を行いました。
マスクを着用しつつ、こまめな水分補給を行い、熱中症対策に努めました。
ヒゲナガカワトビケラやサナエトンボ類などを見つけることができ、児童達も楽しんで調査していました。#防災の日 pic.twitter.com/I15UkRWSXX— 国土交通省 川内川河川事務所 (@mlit_sendaigawa) September 1, 2020
普段の川内川は、近所の小学校児童が水生生物調査ができるほどの浅い部分もあるようです。

川内川上流のダムでは計画事前放流も始まっているようですが、万全に備え、早めの避難を心がけたいところですよね…。
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まとめ
- 台風10号による高潮と大雨で、川内川が氾濫する可能性が十分にあった
- 台風10号による川内川の水位上昇などはライブカメラやsnsで確認することができた