年末最後の日の大晦日は紅白歌合戦を楽しみにしている人も多いですよね。
毎年大勢の人があのライブ放送を視聴していることになります!
ですが、近年はYouTubeや動画配信サイトなどいろいろな媒体もあり、紅白歌合戦を視聴する人も減っていそう。
そこでいったいどのくらいの人が見ているものなのか?
過去12年間の歴代視聴率を確認してみました。
紅白歌合戦の歴代視聴率(2012~2023年)まとめ
紅白歌合戦の2012年から2021年までの過去10年間の歴代視聴率をチェック。
2023年 前半 29.0%後半 31.9%
2022年の紅白歌合戦の視聴率が前半 31.2%、後半 35.3%だったのに対して、2023年の紅白歌合戦の視聴率は前半前半 29.0%、後半 31.9%と、いずれも下がってしまいました。
特に、女性はどの年代でも大きく下がっています。下げ幅が一番小さい4~12歳でも、17.7%から16.1%と、1.6%も下がっています。13~19歳では26.0%から22.7%になり3.3%減少、20~34歳は21.8%から18.2%になり3.6%減少、35~49歳は22.8%から19.8%になり3%減少、50~64歳は31.1%から28.3%になり2.8%減少、65歳以上でも26.6%から23.1%になり3.5%減少しています。ジャニーズ事務所所属の歌手が出演していないことが、幅広世代の女性に大きな影響を与えています。
一方で男性の方は、4~12歳では15.7%から11.0%と、女性以上の4.7%も下がっています。しかし、13~19歳は19.3%から18.8%、20~34歳は16.0%から15.9%、35~49歳は19.0%から18.6%、と下がってはいるものの0.5%以内のわずかな差で、それほど下がっていません。ジャニーズの歌手が出場しなくてもあまり影響はなさそうです。ただし、50~64歳は25.3%から23.2%で2.1%減少、65歳以上は24.5%から21.7%と2.8%減少しています。これは、ジャニーズとは関係なく、紅白が若者世代に人気の歌手が増え、高齢者の好きな歌手がほとんど出場していないからだと思われます。
2022年 前半 31.2%後半 35.3%
2022年のテーマは「LOVE & PEACE -みんなでシェア-」でした。
パンデミックや軍事侵攻、自然災害など不安に満ちた年でした。
「2022年の最後をしめくくる時間に歌で“平和の尊さ”や“希望にあふれた愛”を感じてもらいたい」という思いが込められたテーマでした。
2021年 34.3%
2021年のテーマは「Colorful~カラフル~」となっていました。
紅白=赤白ではなく、多様な色をイメージさせる「カラフル」というテーマに変化を感じました!
司会は大泉洋さん、川口春奈さんのお二人。
大泉洋さんは2022年も司会を続投するので楽しみですね。
2020年 40.3%
2020年のテーマは「今こそ歌おう みんなでエール」となっていました。
司会は内村光良さん、桑子真帆アナウンサーのお二人!
2019年 37.3%
2019年のテーマは前年までと同様「夢を歌おう」となっていました。
司会は内村光良さん、和久田麻由子アナウンサーのお二人!
2018年 39.4%
2018年のテーマは2017年同様「夢を歌おう」となっていました。
司会は内村光良さん、桑子真帆アナウンサーのお二人!
2017年 39.4%
2017年のテーマは「夢を歌おう」となっていました。
司会は内村光良さん、桑子真帆アナウンサーのお二人!
2016年 40.2%
2016年のテーマは「夢を歌おう」となっていました。
司会は武田真一アナウンサー!
2015年 39.2%
2015年のテーマは「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」となっていました。
司会は黒柳徹子さん、有働由美子アナウンサーのお二人!
2014年 42.2%
2014年のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」となっていました。
司会は有働由美子アナウンサー!
2013年 44.5%
2013年のテーマは「歌がここにある」となっていました。
司会は有働由美子アナウンサー!
2012年 42.5%
2012年のテーマは「歌で 会いたい。」となっていました。
司会は有働由美子アナウンサー!
紅白歌合戦(2012~2023年)の最高&最低視聴率は?
さらに紅白歌合戦の過去10年間の最高視聴率や最低視聴率とその要因も探ってみました!
過去12年間の視聴率を見てみると、
- 最高視聴率の年は2013年の44.5%
- 最低視聴率の年は2023年の前半 29.0%
となっています。
2013年は白組の司会が「嵐」という事と、SMAPがまだ活動していたので多くのジャニーズファンの方々が見ていたのではないかと考えられます。
更にジャニーズやLDHグループ、北島三郎さんなど幅広い年代の方が楽しめる歌手の方々が入り交じっているので視聴率も高かったのではないかと思われます。
近年、視聴率の低下が見られますが出場される方を見てみると演歌歌手の方が以前に比べて少なく、JPOPやK-POPのグループが増えているので演歌世代の方には見応えが無くなってしまったのではないかとも考えられます。
やはり世代的には年配の世代の方人口も多いですし、それも視聴率に大きく影響を及ぼすはずです。
今年の紅白の視聴率がどうなるのか?注目していきましょう。
まとめ
年末大晦日は、毎年大勢の人が紅白歌合戦のライブ放送を視聴しています!
過去12年間の歴代視聴率を確認してみると、最高視聴率は2013年、最低視聴率は2023年の前半、となっていました。
様々な要因が入り混じっているものと考えられますが、2013年は司会に櫻井翔さんがいたりSMAPが出演していて幅広い世代のジャニーズファンの方が視聴していたのと、北島三郎さんをはじめとする演歌歌手の方も多く出場していたので人口の多い年配の世代の方も楽しめる内容だったのが要因の一つと考えられます。