2025年に開催される大阪・関西万博は、未来社会を体験できる貴重な機会です。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。万博では、最新技術を駆使した数々のパビリオンが登場し、私たちに新しい時代の一端を見せてくれます。
今回は、その中でも注目の目玉や人気パビリオンについてご紹介します。

大阪万博2025の目玉は?
空飛ぶクルマ
大阪万博の大きな見どころのひとつが「空飛ぶクルマ」です。
まるで大型のドローンのように、人を乗せて空を飛び回るこの未来の乗り物は、将来タクシーのように都市を移動できることを目指しているとのことです。
※残念ながら乗客を乗せた商用飛行は見送られたので、万博で実際に乗ることはできませんが、客を乗せずにデモフライトをするそう!

火星の石
また、もう一つの目玉として「火星の石」が展示されます。
この石は南極で発見された隕石で、調査の結果、火星から飛来したことが判明しました。
火星からの隕石としては世界最大級のものだそうで、科学ファンにはたまらない展示となるでしょう。
大阪万博2025人気パビリオンの紹介
大阪万博には約150ものパビリオンが出展される予定で、それぞれが未来技術や文化、そして持続可能な社会への取り組みを紹介しています。
展示の詳しい内容は、まだ秘密のところが多いのですが、公開されている範囲で人気のあるパビリオンをご紹介します!

「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」(バンダイナムコホールディングス)
ガンダムファンにとって見逃せないパビリオンです。等身大のガンダムが未来を見据え、宇宙へ手を差し伸べる姿が展示されており、その迫力は圧巻です。
パビリオンの外観は、未来の宇宙の港をイメージしたもので、人類が宇宙を生活圏にし始めたという世界観を表現したものです。
展示内容は「未来社会の課題解決について考えてもらう展示」だそうですが、「想像を超えていけるようなパビリオン」を作っているということで、楽しみですね。
「ノモの国」(パナソニックグループパビリオン)
とてもきれいな色合いのパビリオンです。
ノモの森では、人の表情を読み取る表情解析という技術を使って、表情をもとに蝶をモチーフとしたグラフィックが映し出されたり、子どもたちには大人になってからも思い出してもらえる体験ができるようです。
パナソニックの最新技術で、どんなものが見られるのか、こちらも楽しみですね。
「PASONA Natureverse」
アニメキャラクター・アトムがナビゲーターとなり、「いのち、ありがとう」というコンセプトに、からだ・こころ・きずなをテーマに様々な展示が行われます。
ブラックジャックもナビゲーターになって未来の医療のあり方や、人にも環境にも優しい食べ物の紹介などもしています。
「おばけワンダーランド」(ガスパビリオン)
「バケルゴーグル」をかけることで、来場者がおばけに変身できるユニークな体験型パビリオンです。
ゴーグルを通してさまざまなおばけを楽しみながら、素敵なプレゼントもGETできます。
※プレゼントは早い者勝ちだそう
お子さんにも大人気のエンターテイメントスポットになること間違いなしです!
「大阪ヘルスパビリオン」
こちらでは、入場者の体をスキャンしてパーソナルヘルスレコードを作成し、未来の自分を体験することができます。
最先端の健康管理技術を駆使した展示が用意されており、未来の医療や健康に対する新たな視点を提供してくれます。

詳しい内容の発表はまだなのですが、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」や「null2」などとても面白そうです。
大阪万博2025のパビリオンで実際に行ってみたいのは?
大阪万博に実際に行く人に「どのパビリオンに一番行ってみたいか?」そしてその理由も調査!
万博のパビリオンは、それぞれの国や国内企業等が威信をかけて作ったものなので、どれも、とても素晴らしく、一番行ってみたいところと言われると決めかねてしまいますが・・
「素晴らしい技術や美しい美術を一つでも多く体験したい」というのが本音です。
とはいえ、1日中歩き回っっても、とてもすべては見られないですよね・・。
そこで絶対に見たいものをいくつかご紹介します。
シグネチャープロジェクト
「シグネチャープロジェクト」は、大阪・関西万博では、会場の真ん中に、 8 人のプロデューサーが主導する8つの「シグネチャーパビリオン」があります。
ここでは現実の世界とバーチャルを織り交ぜて、様々な体験ができます。
中でも、興味津々なのは、「不思議な石」を体感できる「Better Co-being」です。
Better Co-being
プロデューサー:宮田 裕章(慶応義塾大学 医学部教授)
テーマ:いのちを響き合わせる
来場者には、手のひらに収まるサイズの「不思議な石ころ」が配られます。
体験した人は、この石ころが振動することで、脳が錯覚し、「右へ、左へと手が勝手に動きます」と言っていました。
「振動で皮膚を刺激して脳に錯覚を起こすことで、体が自然に動く」という世界初の技術だそう!
また、複数の石が一斉に動いて、一体感を表すこともあります。
見た目も、いろいろな色に光っていてとてもかわいいこの「ふしぎな石」、実際に手に乗せて、ぜひ体感してみたいです。
いのちの未来
プロデューサー:石黒 浩(大阪大学教授、ATR 石黒浩特別研究所客員所長)
テーマ:いのちを拡げる
近未来、50年後にどのような生活をしているかを見ることができます。
約20体のアンドロイドと約30体のロボットが展示されています。
アンドロイドは表情も豊かで、体は機械の部分が見えています。
映画の世界でしか見たことのないアンドロイドが実際に見られるので、とても楽しみです。
また、1000年先の人間の姿を表したアンドロイドの展示もあるそう!
これもぜひ見てみたいです。
null²(ヌルヌル)
ここでは、来場者の身体をデジタル化し、もう1つの身体を作るのだそう!
新しく生まれた体は、自律的に動き、対話もできます。
自分以外の自分との対話、ここでしかできない不思議な体験をしてみたいです。
国内企業のパビリオン
国内企業のパビリオンでは、次世代通信の「IOWN」による空間伝送技術を体験できるNTTパビリオンや2050年の自分に会えるという「大阪ヘルスケアパビリオン」、ガンダムファンなのでGUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONにも是非行きたいです。
海外パビリオン
海外パビリオンでは「未来を作曲」をテーマにしたオーストリアパビリオンや、ポーランドパビリオンでは、定期的にピアノのリサイタルが行われショパンの曲が楽しめるそう!
ワインが楽しめるモナコパビリオンにも行ってみたいなと思っています。
パビリオンの外観は、もう発表されていて、面白いデザインやとてもきれいなもの、おとぎ話に出てきそうなものもあります。建物内部の展示等については、まだ公表されていない部分が多く、それが余計に興味を引きます。
発表がありましたら、もっともっと見たいところが増えると思います。
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まとめ
大阪万博2025は、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、最先端の技術やアイデアが詰まったパビリオンが勢揃いしています。
空飛ぶ車や火星の石といった壮大な展示から、ガンダムやおばけの楽しいパビリオンまで、多彩な体験が待っています。
まだ発表されていないパビリオンも多く、今後の情報公開がさらに楽しみですね。
未来社会を一足先に体験できるこの機会、ぜひ訪れてみたいものです。