広島県三原市の天井川で氾濫危険水位に達したという発表がありました。
広島県でも2021.7.8現在、線状降水帯がとどまっており、大雨がまだこれからも続く可能性が高いです。
天井川(広島県三原市)の水位の現状
広島県三原市の天井川で氾濫危険水位に達したという発表があったのは、2021.7.8の午前6:50。
天井川の今の水位がどのような状況なのか、今後どうなるのか、気になるところです…。
【緊急安全確保を発令しました】
8時18分、天井川の堤防が破堤しています。沼田東町を対象に、緊急安全確保を発令しました。絶対に、危険な場所に行かないようにしてください!— 岡田吉弘(三原市長) (@44_okada) July 7, 2021
8時18分の時点で天井川の堤防が破堤しているとのこと!!
沼田東町に緊急安全確保が出ています!!
三原テレビ放送では三原市の河川ライブカメラの映像を見ることができます!
こちらで最新の情報をチェックを!!
2021.7.8の9時現在、たしかに堤防から水があふれてますね。
天井川のすぐ隣は道路があり車も走っているようなので、心配ですね…。
水があふれた箇所は水田のようにも見えますが、住宅も見えるので周辺にお住いの方への影響もかなりありそうです。
天井川(広島県三原市)の今後の氾濫の可能性
広島県三原市にある天井川。
実は天井川では氾濫したという過去があるようなんです。
「また天井川が…」
「あのあたりは昔から大雨でよく浸水していた」
という声も。。
もともと、「天井川」という名前の由来は、”天井川”というタイプの作りになっている河川だからであり、氾濫しやすい構造のようなんです。
天井川(てんじょうがわ)とは、砂礫の堆積により河床(川底)が周辺の平面地よりも高くなった川である。
川に堤防が作られ、氾濫がなくなると、河床に堆積した土砂の上を川が流れるようになり、次第に河床が上昇する。これに合わせて堤防を高くすることを繰り返すと天井川になる。天井川が氾濫すると河床のほうが周囲より高く、川に水を戻しにくいため被害が大きくなる。
Wikipedia「天井川」より引用
氾濫しないように堤防をどんどん高くしていくと、結果的に天井川になってしまうということのよう。
これからの三原市の天井川の最新の様子に注意が必要です。
まとめ
- 天井川(広島県三原市)の水位の現状は、6時50分に氾濫危険水位に達しており、その後堤防が破堤して水が周辺にあふれていた
- 天井川(広島県三原市)の今後の氾濫の可能性は、過去の状況からも考えると十分に起こる可能性が考えられる