夏になり、しばらく使っていなかったエアコンをつけたところ臭い…
しかも冷房だと臭いのに暖房だと臭くない!
これはなぜなのでしょうか?
そこから冷房で動かしたときにエアコンが臭い場合の対策はどうすればよいのか?
わが家のエアコンを快適に始動するために、調べてみました!
エアコンが冷房だと臭いけど暖房だと臭くないのはなぜ?
エアコンが暖房で使っていた時は全く臭くなかったのに、冷房に切り替えたとたん臭い!
このような状態になってしまうのはなぜかというと…
ずばり「冷房時にエアコンの中で発生する水分のせい」です!!
エアコンの冷房機能を使う時には、エアコンの中の”熱交換器”を冷たくする必要があります。
熱交換器が冷たくなると、その周りの空気も温度が下がり『結露』が起こるんです。
このエアコン内部の結露の水分が、もともと熱交換器にくっついているカビの匂いを冷房の風とともに運んでくると「臭い!!」となるわけです。
熱交換器のカビはエアコンが暖房として稼働中もずっとくっついているのですが、暖房時にはエアコン内部に水分が発生しないので暖房の風に臭いにおいは運ばれてこないため、暖房時には臭いません。
つまり!
エアコンが冷房だと臭いけど暖房だと臭くない時の対策
エアコンが冷房だと臭いのに暖房だと臭くないという時の一番の対策としては…
原因となっているエアコン内部のカビや汚れを取り除くこと!
つまりエアコンを分解して内部をすみずみまで洗浄する必要があります。
ただ、これを全く分からない人がやろうとすると危険ですし、構造が複雑でもとに戻せないなんてことにもつながるので、必ず専門の業者さんにお任せするようにしましょう!
ちなみにダスキンさんだと家庭用壁掛けタイプの幅120cm未満のエアコンで(全国共通料金)
- 1台目:14,300円
- 2台セット:23,100円
- 3台目以降追加1台ごとに:11,550円
でした!
壁掛けタイプではないエアコンや幅120cm以上の場合の料金は、上のページで詳細お確かめください!
また、もし長年使っているエアコンなのであれば、洗浄に数万円かけるようなら新品に買い替えるという方法もあります。
古いエアコンは最新型のエアコンよりも毎日の電気代がかかりますし、最近のエアコンは内部クリーン機能がついているものを比較的低価格で購入することもできます!
エアコンが冷房だと臭いけど暖房だと臭くない状態にならないための予防策
ではエアコンが冷房で臭い状態にならないために、事前に防止できる方法はあるのでしょうか?
付け焼刃にはなりますが、冷房を使う前に暖房を高い温度でしばらく稼働させることで、一時的に冷房時の臭いにおいを防止することができます。
ですが、この方法だとただエアコン内部を乾燥させて結露を発生しにくくさせているだけなので、冷房をずっと使っていればまた「臭い…」ということに…。
なので、エアコンの冷房時の臭いを根本的に予防するためには、定期的に内部の洗浄や掃除が必要になります。
やれる範囲で自分で掃除したい場合はこんなのもあります!!
専門業者さんに頼む前に自分でトライしてみても良いかも。
どちらにせよカビをそのままにしてエアコンを稼働してしまうと、そのカビが肺に入ったりしてアレルギーなどの病気にもつながるので注意が必要です。
\ プロの分解洗浄でカビや汚れをきれいにしたい方はこちら! /
掃除のプロのダスキンなら、エアコン内部まで徹底洗浄してくれます!
エアコンクリーニングのビフォーアフターの写真を見てびっくりです…。
掃除してないエアコンてこんなに汚れてるものなのですね。
ずっと掃除しなかったら、ずっとその風を浴びることに…。。
消臭スプレーはNG!
注意が必要なのは、一般的ないわゆる生活臭に対する「消臭スプレー」はエアコンの臭いに使うのはNGということ!
消臭スプレーから出てくる成分がエアコンの内部で固まり、そこに埃がつくことでさらに汚れてしまい臭いがひどくなることもあるので、エアコンが冷房で臭くても消臭スプレーは安易に使わないようにしましょう。
まとめ
エアコンが冷房だと臭いのに暖房だと臭くない原因は、冷房時にエアコン内部に発生する水分でした。
冷房時に臭いということは、暖房で臭いが発生していなくても、エアコン内部がカビなどで汚れているということなので内部をしっかり洗浄する必要があります。
エアコンが冷房だと臭いけど暖房だと臭くない状態への予防策としては、定期的なエアコン内部の洗浄です!
専門業者に頼むのが一番ですが、難しい場合は自分で洗浄できるスプレーも売っているのでまずは自分で洗浄して様子をみても良いかもしれません。
それでも臭いが取れない場合は、覚悟を決めてプロに掃除を頼みましょう!