多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)に花火を観に行くなら、会場の混雑具合や穴場の観覧スポット情報を知っておきたいものですよね。
例年多くの人々が訪れるイベントである多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)。花火の美しさや迫力はもちろん、賑やかなステージイベントや屋台のグルメなど、一年を通じて楽しみにしている方も多いことと思います。
そんな多摩川花火大会に参加を考えている方々にとっては混雑具合や穴場情報は重要なポイント。
例年どのくらいの人出が見込まれるのか、人気スポットはどこなのか、事前に知っておくことでより快適な花火鑑賞を楽しむことができるかもしれません。
また、花火大会だけでなく、ステージイベントについても要チェックです。
今年はステージでのライブやパフォーマンスが行われる可能性もあり、それがまた多摩川花火大会の魅力です。
そこで、多摩川花火大会に行く予定の方々に向けて、混雑状況や穴場スポット、ステージイベントの情報などを詳しくご紹介いたします。
さあ、多摩川花火大会、準備を整えて素晴らしい夏の一夜を迎えましょう!
多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)の混雑具合
多摩川花火大会は、多摩川を挟んで世田谷区側の「世田谷区たまがわ花火大会」と川崎市側の「川崎市制記念多摩川花火大会」の2つの花火大会のことを指します。
なので混雑具合も2つの方面からお伝えしていきます。
人出
例年の人出は、世田谷区たまがわ花火大会が約26万人、川崎市制記念多摩川花火大会が約19万人です。
両会場は1kmも離れていないので、ほぼ同じ場所に合計45万人の人がいることになります。
場所取りや有料席
多摩川は広いので、見えれば良いという程度であれば14時ごろに行っても座る場所を確保できるかもしれませんが、場所にこだわるのであれば、朝から場所取りをすることをお勧めします。
有料席もあり、例年、世田谷区たまがわ花火大会はローソン・ミニストップ(ローソンチケット)で、川崎市制記念多摩川花火大会はチケットぴあで購入できます。
トイレや屋台の混み具合
両会場とも、トイレは簡易トイレで数が少ないので、かなり行列します。(手洗い場は無いので、ウエットティッシュが必要!)
屋台も毎年かなりの行列です。飲み物、食べ物等は会場に来る前に買っておいた方が良いでしょう。
帰宅時の混雑
一番混雑するのは、花火が終わって一斉に帰り始めるときです。両会場から合計45万人が一斉に帰り始めます。
日頃10分ほどで行ける二子玉川駅までの道が2時間以上かかったりします。
混雑を避けるにはフィナーレをあきらめて一足先に二子玉川駅を目指すか、比較的混雑しない他の駅に向かうことをお勧めします。
小田急線「和泉多摩川駅」、南武線「久地駅」、東横線「多摩川駅」などから乗れば、混雑する二子玉川駅や二子新地の駅より手前の駅なので、座れる確率が少しでも高くなります。
また、思い切ってゆっくり星空でも眺めながら、混雑する時間帯をやり過ごすという手もあります。22時30分ぐらいになると、混雑は徐々に解消されていきますよ!
多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)の穴場スポット
それでは多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)の花火観覧穴場スポットをご紹介します!
- 玉川高島屋(屋上)
- コヤマドライビングスクール二子玉川校のあたり
- 日本体育大学世田谷キャンパス前
- 瀬田玉川神社前の坂
- 北見方少年野球場
- 多摩川遊園
- 宇奈根公園
- 鎌田1丁目4付近の土手
- 日本体育大学世田谷キャンパス前
- 瀬田玉川神社前の坂
- 宇奈根球場
- 砧野球場
- 野川に架かる橋の上
- 南武線・武蔵新城駅
- 第三京浜道路よりも下流の多摩川河川敷
- 登戸駅・和泉多摩川駅付近の多摩川河川敷
- 新丸子駅・多摩川駅付近の多摩川河川敷
他にも意外な穴場スポットがあるかと思いますが、把握できたのはこれらの場所です!
ちなみに打ち上げ場所が
世田谷区側
渋谷区二子玉川区民運動施設運動場のあたり
川崎市側
諏訪球場のあたり
となるので、それぞれの場所からどのような花火が見れるか?確認しながらどこで見るか決めてみてくださいね。
どんな特徴がある?
宇奈根多目的広場や宇奈根球場は、世田谷区と川崎市の花火を両方楽しめる穴場スポットです。
広場の方は広々とした芝生エリアで家族連れにも適しています
また宇奈根多目的広場の隣にある球場の方も、ゆったりと花火を観賞できますが、レジャーシートは必須です。
多摩川遊園は打ち上げ会場からは少し離れた場所にあり、混雑が比較的少ない場所です。そのため花火自体は少し小さめ。
砧野球場も、空いているので、のんびりと花火を楽しむことができるスポットです。
球場なのでトイレや水場が完備されているのが魅力の場所。
そして玉川高島屋の屋上は全ての花火を眺めることができる穴場スポットです。子供の遊び場にもなるので、家族連れの方には最高の場所です。
これらのスポットは、混雑を避けたい人や家族連れでのんびりと花火を楽しみたい人にぜひお勧めしたい場所。
ぜひ自分の花火観覧スタイルや一緒に行く方に合った花火鑑賞場所を見つけてください!
どの穴場スポットで花火を観る?
世田谷区たまがわ花火大会は打ち上げ場所の河川敷が広いので、大きな花火が打ち上げられます。尺玉と呼ばれる10号サイズの花火が上がります。
330mの高さまで上がり、開くと直径320mにもなります。豪快です。
川崎市制記念多摩川花火大会の方は、河川敷が狭く住宅地に近いことから4号サイズ(高さ160m、直径130m)までしかあげられません。
多摩川の河川敷の方に行けば、どちらの花火も見えるのですが、どちらをより近くで見るかで迷いますよね。
ステージイベントを見たり、花火の大きさ、豪快さを楽しむなら世田谷区たまがわ花火大会を、大きさよりも音楽と一体になった花火、おもしろい花火を楽しむのなら川崎市制記念多摩川花火大会を目指すのがおすすめです!
多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)でのイベントは?
また、毎年、花火大会当日の15時から世田谷区たまがわ花火大会の方ではステージイベントをしています。
2019年のステージイベントは、駒沢大学の吹奏楽部、アカペラサークル「鳴声刺心(めいせいししん)」、絆合唱団、和響太鼓の演奏、大道芸のパフォーマンスなどでした。
2023年の花火大会でも同じようなステージイベントも開催されるかもしれません!
また一方で、川崎市制記念多摩川花火大会の一番の見どころは、音楽と一体になった花火ショー「ハナビリュージョン」です。
他にもスターマインやナイアガラ、仕掛け花火、メッセージ花火など、見どころ満載です。
まとめ
多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)に花火を観に行く場合に知りたい会場の混雑具合や穴場の観覧スポット情報。
川崎市側と世田谷区側での混雑は微妙に異なりますが、両会場合わせて合計45万人の人出となる花火大会は両会場ともにとても混雑します。
屋台やトイレがかなり混雑するのと、帰りの混み具合がやはり半端ではありません。
比較的すいている駅を使ったり、のんびり夜空を眺めながらすくまで待ったり、少し早めに会場を後にするのがおすすめです!
川崎市側と世田谷区側の会場は両方それぞれの魅力があり、穴場スポットもそれぞれ花火の見え方や観覧時の過ごし方、一緒に見に行く人によって最適な場所というのは変わってくるかと思うので、自分のスタイルに合った場所をぜひ見つけて花火大会に参加してくださいね!