子育て

カエンタケはなぜ危険?見つけたらどうする!どこに生えてるか要チェック

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危険なカエンタケ

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山ではなく公園などでも目撃されることが増え、注目されている「カエンタケ」というキノコ。

いったいなぜ危険なのでしょうか?公園で生えてるなら子供を連れて遊びに行くとき気を付けないといけないですよね…。

ここあ
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そこでカエンタケの危険性や特徴をまとめ、また見つけたらどうすればよいのか?どんなところに生えているか?など対応方法をまるっとまとめました!

カエンタケはなぜ危険?

カエンタケ2

カエンタケはなぜ危険なのでしょうか?その危険性や症状を確認しておきましょう。

カエンタケの危険性

カエンタケの一番の危険性は、

  • 触っても危険
  • 少量でも食べたら危険

この2つです。

食べるだけでなく触るだけでもとても危険で、3g程度の小指ほどの少量でも食べてしまったらとても危険なキノコなのです。

現時点で日本でも中毒事例が6例ほどあります。

カエンタケによる症状

とても危険なキノコであるカエンタケ。

万が一触ったり食べてしまった場合の具体的な症状は以下のようなものがあります。

  • 触った部分の皮膚の炎症
  • 食後30分:発熱・嘔吐・寒気・下痢・腹痛・手足のしびれ
  • 食後2日後:消火器不全・運動障害などの脳神経障害

特に食べてしまった場合には、カエンタケの猛毒による神経への影響が重い症状を引き起こしひどい場合は最悪の事態に至ることも…。

ここあ
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カエンタケを見つけたら食べるのはもちろん、興味本位で触るのも絶対に避けましょう!

カエンタケを見つけたらどうする!

カエンタケ1

ではカエンタケをもし見つけてしまったらどうすればよいでしょうか?

処理方法

まず一番大事なことは「自分だけで勝手に判断して処理しない」ということです!!

もちろんとても危険なので決して触ってはいけません

すぐに最寄りの保健所に連絡をしましょう。

その後は保健所の指示に従って行動してください。

※公園によっては管理者が処理をする場合もあるようなので、もし公園の管理事務所などの番号が分かればそこにも連絡してみてください!

カエンタケの処理方法としては「ゴム手袋をはめて摘み取ったら、周りの土ごとポリ袋に入れ”焼却処分”する」というのが一般的です。

決して地中に埋めるなどはしないようにしてください。

なぜなら土の中に埋めてもそこからまた生えてきてしまうからです!

ここあ
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つい埋めてしまいがちですが、絶対にNGなので十分ご注意くださいね。

処理時の注意点

またカエンタケが折れたりして内部から出てきた汁が皮膚についた場合にも皮膚に炎症が起こります。

折ったりつぶしたりもしないようにしてくださいね!

子供とのお出かけでは予期せぬ事態に出くわすことも多いですよね。

そんな時使い捨てのゴム手袋を何枚かバッグにしのばせておくと便利です♪

ゴム手袋は医療現場や研究室などでもよく使われているニトリル手袋がおすすめ

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でもバッグの奥にしまいこんでるとすぐに取り出せずアタフタしちゃいますよね…

そんな時にはビニール袋をカバンの外にぶら下げて携帯するグッズがおすすめです(*^^*)!!

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こんな可愛いのも発見!!子供も喜びそう♪

カエンタケはどんなところに生えてる?

そもそもカエンタケはどこに生えているのでしょうか?

生える場所

普段は生駒山系の山々で自生している猛毒キノコのカエンタケですが、最近では都会の公園などでも目撃情報が出ています!

2022.7.30の時点で神奈川県座間市や大和市などの複数の都会の公園でも発見されているようで、とても危険な状態です。

もしお子さんと一緒に遊びに行った公園で赤いキノコを見つけても決して触らないようご注意ください!!

ここあ
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お子さんが一人で遊ぶ場合も「赤いキノコがあったら絶対触っちゃダメ!」と強く伝えておくと良いです。

生える時期や環境

秋に生えているイメージのあるキノコですが、カエンタケは6月~12月ととても長い期間増殖するタイプのキノコで、夏の暑さや冬の寒さにも強い性質があります。

カエンタケは枯れた木に生えるカビを食べるキノコなのでブナやナラなどの広葉樹の倒れた木などの多い場所に発生します。

そして一般的なキノコと同様湿気のある環境が大好きなので、雨の続く季節や大雨が降った後などは特に元気になり増えていきます。

ここあ
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と、いうことは、雨が続いた後の公園遊びには十分注意が必要です。

なぜ今都会の公園に?

今なぜカエンタケが山ではなく公園で目撃されているのかというと、カエンタケが生える場所が枯れた木の根元だということが関係しています。

なので特に場所などは関係なく枯れた木がある場所にはカエンタケが生える可能性があるわけです。

今この枯れた木を増やしているのが「カシノナガキクイムシ」です。

この虫は木を食べて”ナラ枯れ”という状態を起こすので、ナラ枯れした木にカエンタケが生えてきます。

そしてカシノナガキクイムシが神奈川県で繁殖してしまい、その結果カエンタケが公園でも目撃されているということです。

カエンタケってどんなキノコ?

カエンタケがいったいどんなキノコなのか?しっかり覚えておきましょう!

カエンタケの形状は

  • 円柱形の胴体から複数枝分かれした指のような形
  • 炎のような形
  • 鹿の角

と言われています。

やはり個体差があるので実際どのように見えるかはその個体にもよるでしょう。

カエンタケの色はその名の通り「濃いオレンジ色~濃い赤色」をしています。

枝分かれした先端部分は白っぽくなっているのが特徴です。

また表面の赤色に対して内部は白色です。

ただ、すべて同じ色というわけではなく、個体差があるので「オレンジ色よりも薄いからカエンタケではないだろう」など判断してしまうととても危険です。

色には幅があるということを頭に入れておくと良いです。

特徴

カエンタケのその他の特徴としては、

  • 肉の部分は硬い
  • 長さは3~15cmほど

です。

赤くて目立ちますが大きくても15cmほどなので、間違って触ってしまわないよう気を付ける必要がありますね。

カエンタケなど毒キノコについてもっと詳しく

カエンタケが登場する人気の絵本

これなら絵本で楽しくカエンタケのことをお子さんに伝えられそう♪

まとめ

カエンタケは猛毒のキノコなので少量でも食べるのはもちろん触ってもとても危険です。

もし見つけたら、自分で勝手に判断せず保健所などに連絡の上正しく処理してください!

どんなところに生えてるかというと、枯れた木に生えるカビを食べるため「枯れた木のある場所」に生えています。

特に湿気のあるところを好むので雨が降り続いた後などは繁殖しやすくなるので雨上がりの公園などには注意が必要です!

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