紅葉の名所である日光は、温泉地としても名高く、疲れた心と身体を癒してくれる温泉が数多く点在しています。
日光で紅葉狩りを楽しんだ後は、ゆったりと温泉に入って存分に日光を満喫していただきたいものです。
ここでは、日光での紅葉狩りの帰りにぜひ行ってみてほしい穴場の温泉を6選ご紹介いたします。
日光での紅葉狩りの帰りに入りたい穴場の温泉6選
ではさっそく、日光での紅葉狩りの帰りに入りたい穴場の温泉6選をエリアごとにご紹介していきますね!
日光・鬼怒川エリアの穴場の温泉
日光・鬼怒川エリアの温泉で穴場のおすすめの温泉はこちら!
平家平温泉
- 住所:日光市川俣646−1
- 泉温:37.8~50.1℃
- 泉質:ナトリウム塩化物泉
メモ
奥鬼怒の自然溢れる平家平温泉は鬼怒川の渓流に沿った県道の終点近くにあります。
川俣、平家平、女夫渕温泉と続く奥鬼怒温泉郷の入り口であり、源平の戦に敗れた平家一族が隠れ住んだと伝わる地です。
奥鬼怒の原生林から切り出された材木が、いたるところにふんだんに使われた建築は、木の香が漂い、木のもつ温もりを感じられます。
奥鬼怒の山々や、鬼怒川の清流を見渡す絶好の場所に造られた浴槽には、豊富な湯が溢れています。
また、丸太をくりぬいて造られた露天風呂も趣深く、人気の理由となっています。
日光山温泉寺
- 住所:栃木県日光市湯元2559
- 泉温:71.4℃
- 泉質:含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉
メモ
日光山温泉寺は、全国でも珍しい温泉に入れるお寺です。
近くには「奥日光湯元温泉」の源泉が湧き出ています。
日光山温泉寺は、世界遺産「日光山輪王寺」の別院です。
日光を開山した勝道上人が、788年(延暦7年)に温泉を発見し、病苦を救う薬師瑠璃光如来を祀ったのが始まりとされています。
源泉が71.4℃と高温のため、加水をしていますが完全かけ流しの温泉です。
手白澤温泉
- 住所:栃木県日光市川俣870
- 泉温:52.2℃
- 泉質:単純硫黄温泉(硫化水素型)
メモ
栃木県日光市の鬼怒川の源流部付近には「奥鬼怒温泉郷」という温泉地があり、4軒の温泉宿が点在しています。
手白澤温泉は、その4軒のうちの1軒であり、唯一宿泊者のみ利用可能な温泉施設となっています。
こちらのお湯は「兵次郎の湯」といって、昔は湯治や、登山者の傷や疲れを癒す温泉として親しまれてきたもので、52.2℃の源泉を水を加えずに湯加減の調整をしているため、濃度は源泉そのままで美肌にも良いと評判のお湯となっています。
那須塩原エリアの穴場の温泉
那須塩原エリアの穴場でおすすめの温泉はこちら!
鹿の湯
- 住所:栃木県那須郡那須町湯本181
- 泉温:63℃
- 泉質:単純酸性 硫黄温泉(硫化水素型) 酸性低張性高温泉
メモ
那須温泉の歴史は古く、発見は西暦630年代です。
7世紀前半、山狩りに出た狩人が、大きな白鹿を射損じて傷つけてしまったそうです。
その鹿を追って山奥に行ってみると、傷を負った白鹿が、湧き出る温泉に浸かって傷を癒しているのを見つけました。
その後温泉が開かれ、このエピソードにちなんで「鹿の湯」と名付けられました。
この那須温泉は、栃木県内では最古の温泉で、全国でも32番目に古いと言われています。
建物は、明治大正時代に建てられ、そのままの姿を現在まで残しています。
お湯は乳白色の硫黄泉で、さまざまな湯温の浴槽が用意されています。
北温泉旅館
- 住所:栃木県那須郡那須町湯本151
- 泉温:56℃
- 泉質:単純温泉
メモ
北温泉旅館は、那須温泉郷のひとつで、余笹川の谷合深くひっそりと建っている一軒宿です。
別名天狗温泉と呼ばれ、温泉のいたるところに天狗の面が飾られていることでも有名です。
北温泉旅館は江戸時代から続く湯治場であり、第二次世界大戦前後には多くの兵士が訪れており、写真や勲章が飾られています。
湯量も豊富で、プールのように大きな露天風呂があり、 映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地ともなったことで一躍有名となりました。
無色透明無味無臭のさらさらしたお湯で、自家源泉は3本あり、合わせると毎分1,620リットルもの湧出量を誇ります。
目や胃腸などに効く通称「目の湯」と呼ばれる浴槽や、源泉まで10mの場所にある「天狗の湯」は滝のように湯が流れ出てくる様子を眺めながら浸かることができます。
他にも温泉プールや打たせ湯などバラエティ豊かな浴槽があります。
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まとめ
ご紹介いたしましたように、日光・鬼怒川エリア、那須塩原エリアには歴史ある温泉が数多くあります。
湯治に使われるような、その効能にも十分に期待できる温泉ばかりですので、ぜひ一度訪れていただきたいと思います。
日光で紅葉狩りをされた後はぜひ足を伸ばして気になる温泉に入って旅の疲れを癒していただき、日光の旅を存分に楽しんでいただきたいと思います。