2020年の台風は、8月になって活発になってきました。
8月10日には、今度は南シナ海と小笠原列島近海に熱帯低気圧が発生。
その二つのうち南シナ海の熱帯低気圧は、北上しながら発達し、台風になると予想されています。
この熱帯低気圧は発達すれば、台風6号になる予定。

2020台風6号の日本接近&上陸の可能性
台風6号の一つ前、台風5号は、フィリピン東海上から発達して台風となり、九州に接近した後で、東シナ海を北上していきました。
この台風の影響で連休の日本列島は、九州から近畿地方にかけての突然の大雨に対して、本州は晴天で猛暑の連休に。
その直後、に南シナ海に発生したのが、台風6号になる可能性のある熱帯低気圧です。 まだ8月10日現時点では、台風にはなっていませんが、すでに台風になる見込みとのこと。 もし台風に発達したら、アジア名は、タイが命名となる「メーカラー」という名前になります。 |
メーカラーとは、「雷の天使」という意味をもちます。

そんな台風6号「メーカラー」となる可能性が高い熱帯低気圧の発生した位置は、南シナ海です。
そこから北上していくということなので、今のところ、日本上陸の可能性は非常に低いと思われます。
ただ、台風は予想外の動きをすることもありますし、日本への接近は十分に考えられますよね。

2020台風6号いつくる?最新進路予報
台風6号の情報はすでに日本の気象庁から発信されています。
気象庁の日本周辺域の天気図によると…
気象庁より引用
8月10日12時の時点で、すでに南シナ海の熱帯低気圧は台風6号・メーカラーに発達しており、北上するという予報になっています。

この天気図によると、現在台風6号はまだ南シナ海海上にいる状態で、そのまま北上して直進していくと仮定すると、中国大陸や朝鮮半島に上陸する可能性が高いのではないでしょうか。
その場合は、日本への影響としては、台風4・5号と同様に沖縄諸島や九州地方西側への接近や、大雨の影響を及ぼすという可能性が高いですね。
ただ、台風の進路は最新の天気予報でも予想が外れたり、全く異なる進路を進むこともあるので、注意が必要です。
【台風発生】8月10日(月)12時、南シナ海で台風6号(メーカラー)が発生しました。また、小笠原近海にも熱帯低気圧があり、気象庁はこちらも24時間以内に台風に発達する見込みと見解を発表しています。https://t.co/qrczb3UXFR pic.twitter.com/rZT7Sas0zg
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 10, 2020
日本の気象情報会社「ウェザーニュース」による予報でも、台風メーカラーの発生が報じられています。
また、台風7号になる見込みの熱帯低気圧の発表もありました。
台風7号の情報はこちら! |
かなり近い位置での発生ということもあり、お互いに影響し合う可能性もありますよね。
そして、7号に関しては、小笠原諸島近海ということもあり日本への大きな影響も心配されます。

まとめ
- 南シナ海で発生した熱帯低気圧は、8月10日12時の時点で台風6号に発達しており、そのまま発達を続けて北上していく予報になっていた
- 台風6号のアジア名はタイが命名した「メーカラー」という名前で、「雷の天使」という意味があった
- 台風6号は南シナ海から北上する予定なので、そのまま直進すれば、中国大陸や朝鮮半島への上陸が考えられた
- 日本への上陸の可能性は低いが、台風4号や5号と同様、沖縄諸島や九州地方、日本海側の大雨や暴風、そして、海上が大しけになる可能性もあるので注意が必要です。