新しい「国立競技場」の内覧会が2019年12月15日に関係者に向けて行われ、国立競技場が竣工することにより、いよいよ2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けてのビジョンが具体的になってきました!
以前からその新国立競技場には、聖火台が設置されていない!設置するのを忘れた!と話題になっていましたが、どうなったのでしょうか?内覧会では見ることができたのでしょうか?

2020東京オリンピック新国立競技場の聖火台忘れた?設置場所どうなった!
東京五輪の開会式での感動的な場面として注目される聖火台への点火。
オリンピックの聖火は、ギリシャのオリンピアでともされる聖なる火であり、オリンピックのシンボル。 その神聖な火はメインの競技場で、ともされ続け、オリンピック競技を大会期間中見守ることになります。 |
そんな一番の注目の的、聖火をともす台である聖火台なのですが、12月15日に行われた内覧会では、残念ながら見ることができなかったようです。
ついに完成した国立競技場の内覧会! pic.twitter.com/ojsxaUAbE7
— 月刊陸上競技 (@Getsuriku) December 15, 2019
これまでのオリンピックでも点火の方法や最終ランナーは開会式当日のその瞬間まで秘密にされてきており、2020年東京五輪も例外ではありません。 しかし、これまでも工事関係者が聖火台の設置するということ自体を聞いてなかったり、設置するのを忘れたのだということでも話題になっていた新国立競技場の聖火台。 |
現在も設置場所は非公開になっており、今後の報道にはさらに注目が集まっています。
また、たくさんの木材が使われている新国立競技場内で聖火を燃やし続けることは消防法上難しいという見解もあり、開会式での点火をする聖火台と、大会中に火をともし続けるための聖火台は別の場所になる可能性が高いと考えられています。
前東京五輪で使われた旧聖火台は、「青山門」と呼ばれる競技場の東側のゲートの近くに設置されることは決まっており、大会期間中はその旧聖火台が使われ、開会式では臨時の聖火台が出現するとも。 |
【国立競技場内覧会】話題になった、国立競技場の聖火台はやはりどこにもなし❗️64年大会の聖火台は青山門前に設置される#国立競技場オープニングイベント #国立競技場 #国立競技場聖火台 pic.twitter.com/Zvd0eX0jaR
— 夕刊フジ運動部 (@yukanfuji_spo) December 15, 2019


2020東京オリンピック新国立競技場の聖火台への点火方法
聖火リレーでの最終ランナーが聖火台に点火することが一般的でしたが、アーチェリーの矢や花火などを使い近年は様々な点火方法が披露されています。
このような過大演出ともいえる聖火の点火の方法については、一部批判の声もありますが、聖火の点火がたくさんの人に注目されるということは間違いはありません。
開会式当日まで点火方法や聖火リレーの最終ランナーすら完全に秘密となっているので現在全くわかりませんが、点火方法については聖火のデザインによって少しだけ想像することができるはず。 |

※点火方法やデザインなどは次で追記しています!
2020東京オリンピック新国立競技場の聖火台の設置場所とデザイン
東京オリンピックで使われる新国立競技場の聖火台の設置場所は聖火台のデザインによっても左右されそうです。
また、デザインによっては点火方法が特殊になる場合も!
前回の東京五輪64年大会では、1958年東京アジア大会の聖火台を再利用しており、川口市出身の鋳物づくりの名工・鈴木萬之助氏とその三男の鈴木文吾氏が作ったものが使われました。
その聖火台の製作は、低予算の上、作成期限も一般的なものよりも3分の一と短く、大変な苦労と製造過程での爆発事故という萬之助氏の犠牲の上に成り立ったもの。 新国立競技場の工事中は東北の被災地を巡り、現在は川口市に里帰りしています。 |
川口って鋳物の街なんだけど、前回の東京オリンピックの時にその鋳物の技術で聖火台作ったんですってね。
今国立競技場直してるから、それが終わるまでの里帰りで川口駅前に聖火台があるんですってよ奥さん。 pic.twitter.com/mHdw3H4nSc— ペペロン ʅ(๑ ᷄ω ᷅ )ʃ 疲労ギックリ腰 (@peperonDX) December 15, 2019
そのようなエピソードのある聖火台だったので、2020年開催の東京五輪の聖火台は、64年大会のデザインを踏襲するのではないかと言われていました。
しかし、構造上新競技場内に設置が難しく、開会式時に臨時設置という方向で話が進んでいるようで、64年大会の聖火台とは全く異なるものになるようです。
そのデザインについては、現在、「球体で太陽をイメージしたもの」「燃料は水素ガス」という話が有力。 <追記2021.7.23> 開会式を見ている限り… あの富士山の上に乗っかっている球体は…!! もしかして、本当に「球体で太陽をイメージしたもの」なのかも?!
結局やはりあの富士山の上の球体が聖火台でしたね!! 最終的に点火したのは大坂なおみ選手。 山が左右に開き、球体に向かって伸びる階段が現れ、さらに球体が複雑に開き、そこに大阪なおみ選手が点火!
そしてやはり、あの聖火台は太陽をモチーフにしたもので、佐藤オオキさんという方がデザインされたものとのこと! |
もしそのような球体であり開会式での臨時設置ということならば、転がして移動してくるという演出も?また、あまり競技場の屋根の近くでは点火できないと考えられるので、フィールドの中央など低い位置で点火する方法がとられるとも考えられます。
<追記2021.7.24>
さすがに転がしてくるという演出はなかったものの、球体に点火するという発想は、当初の噂どおりでした!
そして、屋根の近くでは点火できないというのも本当で、フィールド内の低い位置に設置された聖火台でしたね。
そしてあの場所は臨時設置になるのでしょうか?
となると…常設される設置場所は…???
<追記2021.7.26>
結局…開会式後、聖火台は深夜にお台場の「夢の大橋」に移動しており、一般公開されているようです。
ただ、密にならないように「聖火台を観るのは自粛してください」となっている様子。
聖火台があるという「夢の大橋」はどこかというと…
こちらになります。
こんなところに聖火台は移動して設置してあるんですね!
ただ、台風8号も接近しており、その間はどうなるのか…。移動式なので移動しておくのでしょうか。

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まとめ
- 2020東京五輪新国立競技場の聖火台の設置場所は、開会式の時だけ設置される臨時のものになる可能性が高かった
- 2020東京五輪の聖火台への点火方法は、そのデザインから少しだけ想像できた
- 2020東京五輪の聖火台のデザインは球体で太陽をイメージしたものになりそう