さくらんぼ狩りと聞いて、甘酸っぱい果実を口いっぱいにほおばる幸せな瞬間を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？
そんなさくらんぼ狩りを楽しむなら、山梨県は外せないスポットです。
山梨はフルーツ王国と呼ばれ、さくらんぼも豊富に栽培されています。
しかし、気候や品種によってさくらんぼが食べごろになる時期は少しずつ異なります。
そこで今回は、山梨のさくらんぼ狩りの時期やベストシーズンについて詳しくご紹介していきます。
山梨のさくらんぼ狩りの時期はいつからいつまで？
山梨県でさくらんぼ狩りが楽しめる時期は、例年6月上旬から6月下旬までが一般的です。
これは露地栽培のさくらんぼの場合ですが、もしハウス栽培のものを狙うなら、少し早めの5月からさくらんぼ狩りが可能です。
ですので、山梨のさくらんぼ狩りシーズンは5月下旬から6月末の約1ヶ月間がメインとなります。
特にベストシーズンは、6月中旬頃。
ただ、さくらんぼの品種によって微妙に時期が異なります。
例えば、6月上旬から中旬、6月中旬から下旬、6月下旬から7月上旬までと、さまざまな時期にわたって楽しむことができます。
人気の佐藤錦は、6月下旬から7月上旬にかけて食べごろを迎えるため、毎年多くの人々が訪れます。
ただし、その年の天候により、食べ頃の時期が多少前後することもあるので、さくらんぼ狩りに出かける際には、天候や農園の状況を確認しておくことが大切です。
天候の影響を考慮しながらも、さくらんぼ狩りを楽しむための参考に、シーズンの見極めが重要です。
山梨のさくらんぼ狩りのベストシーズンは？
さくらんぼには、
- 早生種
- 中生種
- 晩生種
と、異なる時期に食べごろを迎える品種があります。
それぞれの時期に合わせて、好みのさくらんぼを楽しむことができるのが魅力です。
まず、早生種には紅さやかやみよし、小夏、花駒、香夏錦、昌のよそおい、高砂などの品種があります。
これらは6月上旬から中旬にかけて食べごろを迎えるため、早めにさくらんぼ狩りを楽しみたい方におすすめです。
次に、中生種ですが、こちらも種類が豊富です。
高砂や香夏錦の食べごろは6月上旬の終わりから中旬まで、おなじみの佐藤錦は6月中旬の初めから下旬にかけて食べごろを迎えます。
さくらんぼといえば佐藤錦、といったイメージを持つ方も多いかもしれませんが、この時期に訪れれば、甘くてジューシーな佐藤錦を堪能できるでしょう。
最後に晩生種ですが、こちらは6月中旬から7月上旬にかけてがピークとなります。
例えば、絢のひとみや紅秀峰といった品種が該当します。
特に紅秀峰は大粒で甘みが強いさくらんぼとして人気があり、7月上旬まで楽しむことができるため、遅めのさくらんぼ狩りを計画している方にぴったりです。
また、完熟したさくらんぼは枝に長くついているほど甘みが増すため、狙い目は各品種のシーズン終わり頃。
さらに、山梨県内でも標高差があるため、標高の低いエリアから順に収穫が始まり、標高の高い場所に進むにつれて収穫が遅れる傾向があります。
例えば、山梨県で最も標高の高い北杜市周辺では、7月に入ってもさくらんぼ狩りが楽しめる場所があります。
したがって、収穫量が多く、さまざまな品種を一度に楽しみたいなら、6月中旬が最もおすすめの時期と言えるでしょう。
この時期ならば、たくさんのさくらんぼを楽しめる上、種類ごとの微妙な味わいの違いを感じることもできるはずです。
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まとめ
山梨のさくらんぼ狩りは、5月下旬から7月上旬にかけて楽しむことができますが、特に6月中旬がベストシーズン。
品種によって食べごろが異なるため、事前に好みのさくらんぼの時期を調べておくといいですね。
甘くてジューシーなさくらんぼを存分に楽しみたい方には、完熟する時期や標高の高いエリアでのさくらんぼ狩りもおすすめです。
今年のさくらんぼ狩りは、計画を立てて、ぜひ最高の味わいを楽しんでくださいね！
