2023年からSuica（スイカ）やPASMO（パスモ）の記名式カードの発売が一時中止になることが発表されていましたが、発売が再開します！
販売はいつ再開するのでしょうか？SuicaとPASMOを購入したい人にとって、販売再開がいつされるのか、や現在の販売状況は気になるところですよね。
実はこれらのICカードの無記名版は2023年6月から発売が中止されていました。
なぜ発売中止となっているのか？そしてさらに記名式のカードの発売の一部中止となるのかその理由や、利用できる範囲やサービスの継続についての具体的な情報もお伝えします！
SuicaやPASMOはいつ販売再開する？
今年2023年6月から、無記名の「Suica」と「PASMO」の発売がストップしていました。
記名式カードの発売再開時期
ですが、東日本旅客鉄道株式会社より、2024年9月1日より発売が再開することが発表されました。
新規のICカードを購入することができない状況が続いていましたが、やっと再開します。
ですが、無記名式の「Suica」及び「PASMO」カードについては、今回、調達できそうな供給数量だと販売数が不足する可能性が高いため、引き続き発売は中止が続くとのこと・・
なので、9月1日の発売再開は、記名式の「Suica」、「りんかいSuica」及び「PASMO」カードのみとなります。
無記名式のカードの発売再開時期は？
現在のところ無記名式のカードの発売再開時期は未定となっています。
残念ながら、まだ、原因となっている半導体の十分な供給の目途が立たない状況のようです。
ただし、スマートフォン向け「モバイルSuica」や「モバイルPASMO」のサービスには影響がないので、モバイルサービスに切り替えるのが良さそうです！
SuicaやPASMOの発売中止の理由
そもそもなぜ発売中止となったのか？の理由は以下のようになります。
2023年6月から無記名の「Suica」と「PASMO」の発売がストップし、さらに8月からは記名式の「Suica」と「PASMO」も発売中止となりました。
その理由は世界的な半導体不足の影響のためです。
「半導体不足」という地球規模の大きな問題を解決するには当然時間がかかると考えられるため、利用を希望する人にとっては不安な状況ですよね。
そして、2023年8月2日から記名式のカードも発売を一時中止した理由としては、JR東日本、PASMO協議会、東京モノレール、東京臨海高速鉄道は、「定期券の新規発売や紛失時の再発行サービスを継続するため」と発表していました。
対象となるのは記名式の「Suica」と「モノレールSuica」、そして「りんかいSuica」および「PASMO」カードです。
また、短期間の訪日外国人向けICカード乗車券「Welcome Suica」も発売枚数を制限する措置がとられる予定です。
SuicaやPASMOの現在の販売状況
ただし、記名式の一時中止の対象ではあるものの、定期券の新規発売や小児用カードおよび障がい者用カードの発売、カード障害や紛失時の再発行サービスは継続されるとのことです。
これにより、特定の利用者層にとっては一定のサポートが確保されることになります。
※状況は日々変わるかと思うので、購入時にはその時の状況をお確かめください。
また、「モバイルSuica」と「モバイルのPASMO」については、通常通り利用することができるので、スマホを持っている方はそちらを利用するのがおススメです。
さらに、2023年5月にサービスが開始されたばかりの青森エリア・盛岡エリア・秋田エリアでは、無記名・記名式の「Suica」カードを引き続き販売するとのことです。
これらの地域ではICカードの入手が可能なため、新規で購入を考えている方はご安心ください。
まとめ
2023年7月現在、世界的な半導体不足の影響により、「Suica」と「PASMO」の無記名カードの発売がすでに中止されている上、8月からは記名式のカードも販売中止となります。
カード製造メーカーとの協議が継続されていますが、再開のめどは立っていない状況で、利用者は注意が必要です。（ただし、「一時中止」と発表されており、状況次第で再開する可能性はあります。）
幸い、定期券の新規発売や紛失時の再発行サービスは継続されるため、これらを利用している方々にとっては一定のサポートが確保されています。
また、「モバイルSuica」と「モバイルのPASMO」は通常通り利用可能であり、一部の地域では引き続きICカードの購入が可能です。
一部の無記名「PASMO」カードは購入可能なものの、発売状況は事業者ごとに異なるため、利用を希望する方は事前に確認することが重要です。今後の状況に注目しつつ、SuicaやPASMOの新規販売再開を待ちたいところです。
