ファン付きベストの購入を考えたとき、使用していてのメリットデメリットは確認しておきたいですよね。
どんな良い点やそうではないところがあるのか?実際に使っている人の声からメリットデメリットをまとめました!
ファン付きベストのメリットデメリット
ファン付きベストのメリットデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
メリット
ファン付きベストのメリットはこちら
- 脇や首から風が抜けるので涼しい
- 作業の邪魔になりにくい
- 価格がリーズナブル
- 皮膚トラブルの対策になる
ファン付きベストは、ファン付き空調服の中でも袖が付いていないのが一番の特徴。
袖がないことで脇や首などの血管が集中する部分から風が抜け涼しいので熱中症対策に適しています。
また袖がないことで作業の邪魔にならないので、外での仕事や作業はもちろん釣りやキャンプなどのレジャーにも向いています。
ファン付きベストは袖が付いていないのでリーズナブルな価格で販売されているところも大きなメリットです。
空調服全般に言えることですが、汗をかきやすい体質の人でもファン付きベストを使うことで涼しく快適に過ごせるので、あせもなどの皮膚トラブルが起きにくいというメリットもあります。
ワークマンのファン付きベストを実際使ってみて感じたメリット!
とにかく涼しい。
ウェアの生地も薄くてファンの風を巡らせてくれるので、快適です。
バッテリー自体は重いですが、装着していると重さを感じにくいです。
屋外使用だと、空調服を着ていてもやはり汗はかきます。
ですが装着していないと上半身からも大量に汗をかいて全身がベタベタになります。
空調服は風を巡らせて首や顔、脇の部分から抜けていくので気持ちが良いです。
装着していないと、シャツは汗で濡れてしまいます。
空調服のおかげで汗でビショビショなことが減りました。
バッテリーの持ちも良く、外出時でも充電が切れる心配はありません。
背中部分に大きめの内ポケットが付いています。
保冷剤が入るので、保冷剤+ファンで体感温度が下がって気持ち良いです。
デメリット
ファン付きベストのデメリットはこちら
- 腕までの涼しさがない
- 腕を保護できない
- ファンの音が気になる
- 見た目が気になる
- 風が生ぬるい場合もある
- 環境によっては使えないこともある
ファン付き空調服のベストタイプは袖が付いていないので、袖までの空調効果はありません。
また腕部分を保護できないというのもデメリットになります。
剪定作業などで刃物を使ったり虫の多い場所での作業など、作業の内容によっては腕の部分までしっかり保護しなければならない場合もありますよね。
そのような場合にはファン付きベストでは腕までは保護することができません。
ファンからの音や風で膨らんだ見た目が気になるというデメリットも。
そして使用する環境によっては使えないこともあります。
ワークマンのファン付きベストを実際使ってみて感じたデメリット!
ファンを装着・取り外しをする作業に少し時間かかります。
バッテリーにコード差して、ウェアにもコードを固定する部分に入れないといけません。
洗濯する時はファン・バッテリーを取り外ししないといけません。
屋外はファンの音がするため、車やバイクに注意しながら歩いています(後ろから来ていないか等)。
子どもをおんぶする時、子どもの足が腰の位置に装着しているファンとちょうど当たって「痛い!」と言われます。
普段からおんぶするので、ウェアを着たままおんぶができません。
ショルダーバッグを肩に斜め掛けすると、風が塞がれて首に抜けません。
首部分に風が来ないだけでも暑く感じます。
バッテリーは左脇腹部分の内ポケットに装着するので、風量変更の際ウェアのジッパーを下げないと調整ができないため、多少面倒です。
ファン付きベストを購入前に確認すべき注意点
ファン付きベストを購入する前に確認すべき注意点を「音」「素材」「バッテリー」「使用環境」に分けてまとめました!
音
ファン付きベストを購入する時は、ファンの音についても確認しておきましょう。
静かな場所で作業をする時はファンの音が気になることがあるので、そのような場所で使うことの多い方にはファンの音が静かな商品がお勧めです。
ファン付きベストの音についてはこちら
素材
ファン付きベストの素材には
- 綿100%
- ポリエステル100%
- 綿とポリエステルの混合
の3種類あります。
綿
綿は肌触りのよいというメリットがあります。
そして耐火性にも優れているので火を扱う作業のある場合には綿を選ぶと良いです。
さらに吸湿性にも優れており適度に汗を吸ってくれるので不快な思いをせずに済みます。
ただ、綿は洗濯すると縮んでしまうというデメリットがあります。
ポリエステル
ポリエステルは衝撃に強い素材なので長い間使うことができます。
とても軽く洗濯時にはシワになりにくく速く乾くので管理がとても楽です。
ですが素材的に静電気が起こりやすく電気部品を取り扱う職場などではトラブルになることも。
綿とポリエステルの混合
両社の混合の素材の場合、二つの良いところを併せ持つものになります。
シワになりにくく吸湿性もある上で乾きやすく取り扱いやすい素材です。
デザイン
ファン付きベストを選ぶ時は、飽きのこないシンプルなデザインを選んでおくのがおすすめ!
シンプルなデザインを選ぶことで、ファン付きベストの中に着る服を合わせやすくなります。
またピッタリのサイズのものよりは少し大きめのサイズのものを選ぶと風が通りやすくなります。
バッテリー
ファン付きベストを購入する時にはバッテリーが長持ちするかを知っておくことも大事です。
例えば仕事中にバッテリーが切れてしまうと、熱がこもってしまい熱中症などの原因になってしまいます。
使う場面によってバッテリーの持ちがどのくらい必要か考え、購入前には必ず確認しておきましょう。
使用環境
ファン付きベストはファンにより風を送り込むアイテムです。
なのでホコリやチリがたくさん舞っているような場所での使用は故障につながります。
また濡れるようなところでの使用もバッテリーやファンの故障になるので避けた方が良いでしょう。
耐水性のある商品も販売しているので、濡れるようなところで使う場合はそのようなファン付きベストを選ぶと良いです。
デメリットが解消できるファン付きベスト
各デメリットを理解した上でそれが解消できるファン付きベストを選びましょう♪
腕までの涼しさがない
腕までの涼しさがない分、風が強いファン付きベストを選ぶと良いです。
風の強さはファンのパワーの強さなので、ファンが強いものを選べば腕までの涼しさがないというデメリットを補えます。
ファンの強いファン付きベストなら空調服を多く取り扱うバートルのものがおすすめ!
腕を保護できない
腕を保護できないというデメリットは、ファン付きベストの中に着る服を選べば解消できます。
長袖でもクール素材のものを選べば快適に過ごすことが可能です。
ファンの音が気になる
ファンの音が気になる場合は、静かな音のファン付きベストを選べばよいです。
ファンの音の大きさはファンの形によります。
音が静かなファンは扇風機のように羽が斜めになってカーブしているもの。
なのでそのような形のファン付きベストを選びましょう!
見た目が気になる
風で膨らむ見た目が気になる場合は、黒系のカラーを選ぶと目立ちません。
やはり白系のものを選ぶと膨張色となるので膨らみがさらに強調されてしまいます。
またピタッとしたデザインのものよりも大きめのデザインにするのがおすすめ。
風が通りやすく涼しいという理由もありますが、ふわっとしていた方が風による膨らみも気になりにくいです。
風が生ぬるい場合もある
基本的に空調服は外の空気を取り込むだけなので、発生する風も環境の温度の風になります。
そこで冷却材を入れられるベストを中に着ることでファン付きベストの風をさらに涼しくすることができます。
専用の冷却材もセットになっているものがあります!
環境によっては使えないこともある
使う環境によってファン付きベストを使うのが不適切な場合もありますが、ある程度はそれに対応した商品を選ぶことで解消することができます。
例えば、チリやホコリの多い環境で使う場合はファンが丸洗いできるファン付きベストを選ぶと良いです。
またファンのカバーもあるので前もって装着しておくと故障を予防することもできます。
ファンの大きさなどによっては装着できないものもあるようなので、使用できるかチェックしてみてくださいね。
濡れるような場所で使う場合は防水タイプの空調服を、そして火を取り扱う場所では綿素材のものを選びましょう。
ベストではありませんが、雨の中でも使えるレインコートに空調機能が付いたものもあります!
作業服の専門店のバートルでも綿素材のものも出ています!
まとめ
ファン付きベストを選ぶ時、そのメリットやデメリットをしっかり確認した上で購入するのがおすすめ!
商品によってはデメリットに対応したものもあります。
使う場面を考え、水に濡れやすいところでは防水タイプのものをホコリやチリの多い場所で使う場合にはファンが丸洗いできるものなど、あなたが使う場所での最適なファン付きベストを選んでみて下さいね(*^^*)