日本で唯一開催される米ツアー「TOTOジャパンクラシック」の最終日が11月10日滋賀・瀬田GCで行われました。
鈴木愛選手がボギーなしの17アンダーで米ツアー初優勝を果たしました!
鈴木愛が逃げ切りで米ツアー初優勝 渋野日向子は13位#鈴木愛 #TOTOジャパンクラシック
https://t.co/X8ZUqxLQhZ— GDOニュース (@GDO_news) November 10, 2019
優勝を噂されていた渋野日向子選手ではなく鈴木選手が優勝ということで注目が集まっています。
さらに優勝賞金2475万円を加え、賞金ランクでも渋野日向子選手を抜いて2位に浮上。
鈴木愛の母親
鈴木愛選手の母親は美江さんというお名前の方で、ずっと鈴木愛選手のことを献身的に支えてきた、パワフルな方です。
鈴木選手がお腹が空かないようにと、手作りのこだわりのおにぎりをいつも持参して、どの大会にも付いてこられています。
飛行機が嫌いな鈴木選手のために全国各地の大会に車を運転して送迎されているため、自家用車の走行距離は1年で7万キロになる年もあったほどで、かなりの距離になっているようです。 |
鈴木愛の父親
鈴木愛選手の父親は鈴木健司さんという方です。
鈴木選手はもともと徳島県出身で徳島県の中学に通っており、徳島県内のゴルフの強豪校からの誘いもあったようですが、鳥取県のゴルフ部が新たに設立されるという高校で少人数でのゴルフ部一期生としてゴルフに打ち込めるようそちらに進学することになりました。 |
当初、鈴木選手単独で進学しての寮生活でしたが、よりゴルフに集中できるようサポートするために半年後家族で鳥取に移り住むことを決意。
お父さんの健司さんは、3代続いたという製材業をたたんで引っ越しをきめたそうです。
鈴木愛の高校とその後の経歴
家族でサポートするために引っ越しまでした鈴木選手の通った高校とはどんな高校だったのでしょうか?
鈴木選手が、出身である徳島県内のゴルフの強豪校の誘いを断って進学した高校は、倉吉北高等学校という高校です。
鳥取県の倉吉市福庭町にある高校で、学科が普通学科普通科と家庭学科調理科に分かれています。
普通学科普通科は、さらに細分化されていて、特別進学コース、総合コースの2つのコースに分かれており、総合コースが2年生でさらに「進学・公務員類型」、「情報・ビジネス類型」、「福祉類型」、「スポーツ類型」の4つの型に分かれる仕組みになっています。
この中の「スポーツ類型」が体育・スポーツ系の進学や就学を目指していくコースになります。
倉吉北高等学校の卒業生の中には、鈴木愛選手のほかに、
矢田万寿男(元プロ野球選手) 加藤伸一(元プロ野球選手・福岡ソフトバンクホークスコーチ) 石本龍臣(元プロ野球選手、競輪選手) 谷川哲也(元プロ野球コーチ) 問雅臣(バスケットボール選手) 馬伊娜(バスケットボール選手) 柏村亮太(ハンマー投選手) |
など、スポーツで活躍されている方が何人もいて、高校生活でのサポート体制も整っていたのだと考えられます。
そんな倉吉北高等学校でのゴルフ漬けの3年間を終え、2013年にプロテストに合格した鈴木愛選手。
その後は、
2013年ステップ・アップ・ツアー「中国新聞レディースオープン」でプロ入り初優勝 2014年「日本女子プロゴルフ選手権大会」レギュラーツアー初勝利 2015年セールスフォース・ドットコムと所属契約を締結 2016年「日本女子プロゴルフ選手権大会」を2年ぶりの勝利 2017年日本人選手として4年ぶりとなる賞金女王に輝く |
そして今回の
「TOTOジャパンクラシック」での米ツアー初優勝。
まとめ
- 鈴木愛の母親は、健康面や精神面でのきめ細やかな素晴らしいサポートをしていた
- 鈴木愛の父親は、自営業をたたんで鈴木愛のサポートのために引っ越すほどの決意をしていた
- 鈴木愛の卒業した高校は、鳥取県の倉吉北高等学校で、卒業生には何人もプロのスポーツ選手がいるようなスポーツで活躍したい高校生へのサポートが整っている高校だった