台風や大雨など、最近急激に増えてきた身近な自然災害。残念ながら予期せぬ事態をもたらすことがありますよね…。
台風や大雨などの災害時に家に備える食料はどのくらい必要なのか?どのくらいあると安心なのか?は日ごろからチェックしてアプデートしていきたいことです!
特に台風や大雨などが発生した場合、交通機関の麻痺や断水・停電などの影響で、外出や食料の調達が難しくなることがあります。
そのため、災害時には家に備えるべき食料について考えておくことが重要です。では、具体的にどのくらいの食料を備蓄すると安心なのか?ご紹介します。
台風や大雨などの災害時に家に備える食料はどのくらい必要?
災害時に備える食料の量は、家族の人数や備蓄期間によって異なります。一般的に推奨されている備蓄期間は72時間(3日間)です。
この期間を基準に考えてバランスも考慮すると…
- 主食(米やパン):3日分(約2kg)
- インスタントラーメンや缶詰:3日分
- 乾燥食品やビスケットなどのおやつ:3日分
- 飲み物(水やジュース、お茶):3日分(1日あたり2リットル)
これらが1人分の目安となります。
災害が起きた場合、自衛隊や消防隊などが救助に駆けつけてくれるのですが、土砂崩れ、河川の氾濫など、状況によっては、すぐに救助してもらえない場合もあります。
救助に来てもらうまでの間は、備蓄した食料で命をつないでいかなければなりません。
もしも、備蓄食料が無く、飲み物も食べ物も全くとれなかった場合は、72時間が生命維持できる限界といわれています。
たとえ救助隊が災害後4日目にようやく到着したとしても、間に合わず命を落としてしまうということにもなりかねません。
農林水産省の『災害時に備えた食品ストックガイド』によれば、最低3日分~1週間分の食料を人数分用意するのが望ましいとなっているので、参考にして多めに備蓄しておきましょう。
台風や大雨などの災害時に家に備える食料はどのくらいあると安心?
過去の災害の事例から考えて、多くの場合、支援物資が3日以上届かないことや、災害で物流が止まり、スーパーやコンビニで食料が手に入らない状態が1週間は続くと考えられています。
なので、1週間分ストックできれば、安心ですね!
さらに備蓄する食品は、非常時にも栄養バランスが保たれるように多様な種類を選んでおくと安心です。
主食となるものとしては、缶詰やレトルト食品、乾燥食品などが一般的。
それに加えてさらに、保存が利く水や牛乳(牛乳の代わりに豆乳がおすすめ!)、お茶などの飲み物も忘れずに備蓄しましょう。
また、総合ビタミン剤なども日ごろから少しストックしておくと、非常時にとても役立ちます!
まとめ
台風や大雨などの災害時に家に備える食料の量について考えることはとても重要なことです。
72時間(3日間)を基準にすると、一人分の備蓄食品の目安は、主食や缶詰、乾燥食品、飲み物などを考慮して計画して備蓄する必要があります。
また、カロリー摂取量もなるべく適切に考慮し、家族の人数や個人が持っている病気など、特殊なニーズに合わせて調整することが重要です!
災害時には予測不能な状況になる可能性も!
できるだけ早めに備蓄を整え、安心の備えをしておきましょう♪