例年時期的に続けて発生しやすい台風9号10号。
そして次に熱帯低気圧が発生するとそれが「台風11号のたまご」に。
9号10号の台風が日本に直撃する予報となることも多く、2024年も台風11号の動向が気になるところです…。
2024.8.21時点で、24時間以内に熱帯低気圧が台風10号に発達する予報が出ました。
その後台風11号のたまごの発生も続けて起こる可能性があります。
その後発生した2024年の台風11号は、フィリピンから中国に進路を進め、一時はスーパー台風ともなり猛威を振るいました。
2024年台風11号のたまご発生状況!最新進路予報
2024年5月24日、フィリピンのミンダナオ島東において台風1号のたまごが確認され、その後台風に発達しました。
5月の早いタイミングでの台風1号発生そして日本への接近により、今後連続して日本に影響するような進路をとる台風が発生することが懸念されています。
2024年はその後7月の台風は日本の本州に接近することなく落ち着いていましたが、8月になり立て続けに台風の発生が確認されています。
ちょうどお盆の時期には8月16日(金)に台風7号が関東に接近。
高速道路や新幹線が計画運休となり大きな影響がでました。
そして、2024.8.21には台風のたまごが24時間以内に10号に発達する予報が出て、予報通り台風に発達。
さらにその後日本に進路を進め、2024.8.27~28に日本に接近する予報となりました。
2024年の台風11号(ヤギ)は、フィリピンからベトナムへ。9月7日には海南島に進み中国南部へ、一時はスーパー台風ともなり猛威を振るいました。
その威力は中心気圧905hPa、最大瞬間風速は80m/s超という驚異の強さでした。
ハノイ市内では、工場の屋根がはがれ吹き飛んだり、道沿いの木々が倒れ建物を壊したり道をふさいだりしていました。
中国ではタワマンの壁が吹き飛ばされる衝撃の映像も。
その後、台風11号は9月8日には熱帯低気圧に変わりました。
以下2023年の台風11号の情報となります。
(2023.8.25)台風11号のたまごとなりそうな熱帯低気圧が、台風9号10号の間に発生。
(2023.8.27)24時間以内に台風11号に発達する予想となりました。
気象庁の進路予報
8/25現在台風11号のたまごとなりそうな低気圧が発生
(2023.8.27)
24時間以内に台風11号に発達する予想となりました
気象庁の進路予報ではまだ台風9号と10号しか確認することができませんが、この間に熱帯低気圧の渦ができているところです!
(2022.8.26追記) 気象庁サイトより引用 もしもこのまま台風11号のたまごが台風に発達した場合、台風9号10号に挟まれているためそのまま日本に向かって北上する進路となる可能性も高いです! まだまだ進路情報は変更されることが予想されるので、最新の情報をご確認ください。 |
<台風9号、10号の次も>
今日25日(金)午後の時点で、日本の南には台風9号と10号の2つの台風が発生しています。2つの台風の間に新たな雲の渦が形成されつつあり、熱帯低気圧が発生する可能性があります。https://t.co/dQ2I54Na8e pic.twitter.com/naUuSFmmD8— ウェザーニュース (@wni_jp) August 25, 2023
ウェザーニュースでも最新の情報が確認できます。
Windyの予想天気図
チェコの天気予報会社である「Windy」の天気予想図によると…
2023年の台風11号となりそうな熱帯低気圧のたまごらしきものが8/25の時点で日本の南の海上で発生していました。
2023年も台風9号と台風10号も日本周辺にあったので、3つの台風の影響がどのように日本に出るのか?心配されていました…。
そして、3つの台風の影響で大雨が続くという恐れもあり、川の氾濫も心配されていました。
過去2022年には台風11号のすぐ下に発生している熱帯低気圧を台風11号が吸収して、シーズン最強の暴風を伴う「スーパー台風」となったことも・・。
2024年の台風11号も時期的に似たような状況になる可能性もあります。
2024.8.25時点で台風のたまごとなりそうな熱帯低気圧が複数発生しているようなので、そこにも注目です。
2024.8.29現在で台風11号のたまごが日本の南沖に発生しています。
現時点でのWindyの予報によると、9/3(火)あたりに沖縄沖の海で台風のような渦もできているので、この予報通りになれば台風11号となる可能性があります。
また、さらにそれとは別に「越境台風」となりそうな台風の予報も出ています。
越境台風というのは180度経線を超えて西から東側にやってくる台風のことです。
こちらについては、中部太平洋で発生しハワイの南を西へ進んできたトロピカルストームで、その名も「HONE(ホネ)」。
180度線を越え、西経域から東経域に入れば「台風」となります。
そちらが台風11号となる可能性も出てきました。
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2024年台風11号の日本への上陸や直撃の可能性
近年立て続けに大きな台風が迫ってくることも多い日本。
秋の時期となる台風11号発生後には、その進路が心配されます。
例年、秋の気圧配置だと本州を縦断することの多い台風。
2024年の台風11号は、フィリピンから中国に進路を進め、一時はスーパー台風ともなり猛威を振るいました。
進路の予測が本当に難しい台風。
2023年の台風11号も、本州に大きな影響を与えていました。
近年の温暖化により、日本周辺の海気温が上昇している関係で、台風の勢力が大きいまま日本に到達する場面が多くなってきたようです。
今後に備えて早めの準備を!
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まとめ
- 台風9号10号につづき、台風11号も間を開けずに発生する傾向が多いので注意が必要
- 発生の時期的に台風11号の日本上陸や直撃が十分考えられます
- 2024年も台風9号10号の影響が台風11号発生に対して出る可能性もあります