東京の夏を彩る最大のイベント隅田川花火大会は例年多くの人でにぎわいます。
あのきれいな花火を観に行こうと考えた場合、気になるのはやっぱり混雑具合・・。
そしてできればその混雑をある程度避けつつ花火がバッチり見れる穴場の場所が分かったら最高ですよね!
そこで例年7月に開催される隅田川花火大会の混雑具合や穴場の観覧場所、そしてイベントは何か開催されているのか?
それによる交通規制はあるのか?事前にチェックしていきましょう!
隅田川花火大会の混雑は満員電車並みでヤバい!
隅田川花火大会は毎年7月に開催される東京の夏を彩る最大のイベントの1つ!
なので毎年多くの人が花火を観ようと訪れます。
実際に隅田川花火大会には例年100万人近い観客が集まってきます!
特に、花火が上がる時間帯やその前後の時間帯は、たくさんの人々がほうぼうから押し寄せてきて、最高に混雑します。
隅田川の河川敷はもちろん、花火がお寺や街並みの間から見える浅草のあたりも道が人でいっぱいに!
特に花火の打ち上げ場所に近い川沿いの道や住宅街の道、橋はまるで初詣のような混雑具合になるので、持ち物や服装、足元など気をつけてください。
第1会場と第2会場の間の川沿いの道、そしてその間にある橋は朝の満員電車状態になります。
会場に来る際は、16時を過ぎたら大混雑しているので特に浅草駅は避けた方が良いです。
もしも河川敷に場所取りをするなら早朝がおすすめです。
当日の昼頃には良い場所はほぼ埋まってしまい、車で行った人は駐車場の確保にも一苦労する有様です。
そんなに早くには行けないという方も、できるだけ早い時間帯に行くか会場から少し離れた場所からの観覧をおすすめします。
隅田川花火大会からの帰りの混雑もやばい!駅の入場規制や交通規制もある!
隅田川の花火を観終えたら、観覧していた人たちが一斉に駅に向かいます。
花火が20時半過ぎに終わり、1時間後に浅草駅に着いたと思ったら入場規制がかかっている・・ということも多々あります。
なので、最後の花火のフィナーレを背中に感じつつ花火が終わる時間よりも少し早めに駅に向かうか、花火大会後にしばらくどこかのお店でゆっくり食べたり飲んだりししてから帰路につく、というのがおススメ。
隅田川花火大会当日は、会場近くは18時から21時30分まで交通規制になります。
車だけではなく、人間に対しても規制があり、一方通行だったり、少しでも立ち止まると立ち止まって見ないように警備や運営の方から言われるという感じです。
なのでもしお子さんと行く場合は必ず手をつなぎはぐれないよう気をつけてください!
また、このような状況なので「会場で場所取りできないなら道路から立ち止まってみよう…」と思っても、会場近くでは立ち止まれず、歩きながら花火見物ということになってしまいます。
会場付近で見たい場合は早めの時間帯について場所取りをするか、後にあげる穴場の場所からの観覧も検討してみてください!
隅田川花火大会の穴場スポットを紹介!
しかし、ものすごく混む隅田川の花火大会でも、混雑を避けて花火が見れる穴場のスポットもあります!
少し離れますが、例えば
- 大横川親水公園
- 水戸街道
- 浜町公園の遊歩道
- 両国国技館の周辺(稲荷門のあたり)
- 八広駅前の荒川土手
- タワーホール船越
- スカイツリー駅周辺
からも花火はよく見えます。
また、イトーヨーカドー曳舟店の屋上は、花火見物にもってこいの場所です。
実は隅田川の花火大会が開催された2019年には、屋上観覧の整理券を配るほどの人気スポットでした。
そしてスカイツリーが良く見えるような周りが開けた場所なら、たいてい花火もばっちり見えます!
レストランで食事をしながら花火見物するなら・・
- アサヒビールタワー
- 浅草ビューホテル
- 東京スカイツリー
- 東天紅 上野本店
も眺めもいいのでおすすめですよ。
真下で間近で見たいなら、有料の協賛席が良いのですが、毎年、買いたい人が多くて抽選になっていますのでご注意ください。
また、超穴場として、浅草寺の境内の裏で花火を観るのがおすすめという声も見られました。
ちなみに・・数年前までは周辺の公園や浅草寺などと比べて「穴場」と言われていた汐入公園ですが、近年は「穴場」情報が広がりかなり混雑する観覧場所となっています。
隅田川花火大会を観覧される方へのご注意!!
— 都立汐入公園 (@ParksShioiri) July 24, 2024
今年は昨年以上の人出が予想されます。お出かけの方は無理のない計画をお立てください。汐入公園は決して穴場ではありません。宜しくお願い致します。#隅田川花火大会 #穴場 #汐入公園 pic.twitter.com/2rwcwVOgMA
公園の公式アカウントからも、注意事項が出ていますのでご注意ください。
- スマホの電波が通じない
- 大人の迷子が続出
- お財布や交通カード、車のカギなどの落とし物多し
- 夜も熱中症になる
- ゲリラ豪雨の可能性あり
- トイレが大行列
- 花火終了後の駅の入場制限の可能性あり
- ゴミは持ち帰ること
大変な混雑から、トイレも大行列となるようなので気をつけて観覧くださいね。
隅田川花火大会の花火のおすすめ観覧場所や打ち上げ場所
隅田川花火大会の観覧場所としては、隅田川沿いに多くのスポットがあります。
一般的な観覧場所は隅田川河川敷ですが、それ以外にも近隣の公園や橋、ビルの屋上からも花火を見ることも。
ですが、やっぱり隅田川花火大会のメイン会場である、第1会場、第2会場の2カ所をまずはご紹介します。
打ち上げ場所や人気の観覧場所
第1会場は、桜橋下流から言問橋上流の間(東京都台東区今戸1丁目1)で、桜橋のすぐ近くが打ち上げ場所になっています。
この打ち上げ場所に近い押上・浅草エリアからは花火が良く見えます。
近くの隅田公園は、大人気の観覧場所になっています。
ここで場所取りをするなら、早朝から行かないと、午前中には場所が無くなるほど。
(ただ、そよかぜ広場は協賛席となっており、場所取りができません)
一方、第2会場は、第1会場よりも下流にある場所です。
駒形橋下流から厩橋上流の間(東京都台東区駒形2丁目1−23)です。
第1会場ほどではないですが、ここも早くから混雑します。
以上のこの2つの会場から競い合うように花火が上がることになります。
2つの会場は大会のメイン会場となる場所であり、最も一般的な観覧スポットです。
早めに場所を確保し、川のほとりで花火の全貌を楽しむことができます。ただし、人出が多いため、場所取りは早めに行動することが重要です。
どこから綺麗に見える?
会場以外では隅田川花火大会の花火がどこから綺麗に見えるのか?も要チェックです!
ただ、会場以外での隅田川周辺についてですが、都心の花火大会だけあって来場者の多さもあり、まずゆっくり座って見られる広い場所は少ないんです。
なので、もし間近で迫力ある花火を絶対見たいという場合は、有料の「協賛者席」を買うという方法もあります。
そうではなくて、それほど近くなくても花火を見ながら楽しみたいという感じなら、少し離れた汐入公園のあたりまでいくと、比較的人が少なめですのでおすすめです!
公園以外では隅田川周辺には商業施設も多いので、レストランで花火を見ながら食事をしたり、少し贅沢して屋形船で花火クルージングなども楽しむのもよいですね。
隅田川花火大会打ち上げ数や来場者数
第1会場から打ち上げられるのは9,350発。その内、200発は花火コンクール用の花火です。
第2会場から打ち上げられるのは、第1会場より1,000発以上多い10,650発。
両方合わせると、隅田川花火大会では約20,000発の花火が上がります!
2016年は90万人以上、2017年には約948,000人、2019年には959,000人と年々増えています。
今年も100万人近くの来場者があると予想されているので、混雑には要注意です。
また近年は海外からの観光客も増えており、一方通行などのルールが分からず逆行してしまったり、日本の方も含めて一部マナーが守れない方もいるようす。気をつけてお出かけくださいね。
隅田川花火大会での目玉イベント
隅田川花火大会でのイベントは、ダンスや歌が披露されるものではなく、打ち上げられる花火自体が目玉となっています。
スターマインの豪華なオープニングは、例年、第1会場で19時から打ち上げ開始となります。
また、第1会場では、地元の花火業者や全国の花火大会で好成績を収めた花火業者10社が集まり、花火コンクールが開催されます。
約20分間、200発の花火が打ち上げられ、自慢の花火で競い合うためどの花火も素晴らしい見ごたえなんです。
そして、第2会場は、創作花火やスターマインが数多く見られます。
第1会場より30分遅れで打ち上げが始まるのですが、打ち上げ数が1000発も多いんです。
なので第2会場ではより豪華で迫力のある花火が見られます。
他の花火大会の情報を知りたい方はこちら!
まとめ
東京の夏を彩る最大のイベント隅田川花火大会は例年多くの人でにぎわい、100万人もの観客が訪れると言われています。
気になるのは混雑具合ですが、やはり打ち上げ場所に近い会場ではかなりの混雑で、車だけでなく人の流れも規制されるほど・・。
お子さんんと一緒に行く方は迷子にならないよう十分お気を付けください!
そんな隅田川花火大会の穴場のスポットは、会場から少し離れた場所。大横川親水公園や水戸街道、浜町公園の遊歩道などがおすすめです。
スカイツリーが良く見えて周りが開けた場所なら、たいてい花火もよく見えるので普段から穴場の場所をチェックしてみてくださいね♪