台風や大雨などの災害時、小学生のいるご家庭で実際に「備えててよかった!」と思った食べ物は何だったのでしょうか?
日本は自然災害が多い国・・。台風や大雨などの災害が起こると、水道や電気が止まったり、場合によっては外出すらできなくなることもありますよね。そんなときに、特に子供が食べられる食べ物がなくなってしまったら困ります。
だから、災害に備えて家に子供でも食べられる食べ物を準備しておくことが大切です。
でも、どんな食べ物を用意すればいいのか?小学生でも食べられるおいしい非常用の食べ物はあるのか?意外と実際の場面じゃないと思いつかないものです。
そこで、災害時に家に備えていてよかった小学生向けの食べ物と、皆がどんな食べ物を備えているか?また、「役に立った!」という声をまとめてみました!
台風や大雨などの災害時に家に備えていてよかった小学生向けの食べ物!
さっそく、台風や大雨などの災害時に家に備えていてよかった小学生向けの食べ物をご紹介します♪
まず、災害時に家に備えておくとよい食べ物の条件は以下の項目を満たすものがおすすめです。
- 日持ちするもの
- 栄養バランスがよいもの
- 水や火を使わなくても食べられるもの
- 子どもが好きなもの
具体的には、下のような食べ物が該当します。
- 缶詰(肉、魚、豆、野菜、果物など)
- 乾物(ひじき、わかめ、野菜など)
- レトルト食品(カレー、シチュー、ごはんなど)
- アルファ米(水で戻して食べられるもの)
- ビスケット、クラッカー
- チョコレート、ドライフルーツ
- 野菜ジュース、豆乳
これらの食べ物は、日持ちするだけでなく、栄養バランスもよく、お湯や火を使わなくてもそのまま食べられます!
また、子どもが好きな味や見た目のものを用意すれば、災害時のストレスを和らげる効果も。
缶詰やレトルト食品は開けやすいタイプや小分けされたタイプを選ぶと少しずつ食べられて便利なのでそういった商品を選ぶのがおすすめ。
台風や大雨などの災害時に家に備える小学生向けの食べ物はどんなのがおすすめ?
台風や大雨などの災害時に家に備える小学生向けの食べ物で、私がおすすめするのはこちらです!
カロリーメイトやパン
カロリーメイトやパンは、個別包装になっていたり、衛生的にも安心でき、更に手軽に持ち運びができて、長期保存もできるため、災害時には重宝します。
カロリーが高く味のバリエーションもあるカロリーメイトと、パンも中には消費期限が長いものもあり毎日食べても飽きないのでおすすめです!
おにぎり
また最近では災害用のおにぎりというのもあります!
おにぎりは腹持ちもいいですし、小学生にとっては馴染み深いもの。
そしてやはりパンやカロリーメイトなどだけでは味気ないと思ってしまうのでご飯も用意しておくのがおすすめ!
冷蔵庫に残っている具なども加えればで簡単に主食とおかずがワンハンドで食べられます。
災害用のおにぎりでなくても、電気が止まってしまう前に先回りして作っておいたり、もし電気が切れてしまった場合にも、冷蔵庫の中身をなるべくおにぎりの具として活用して、腐る前に使ってしまうのもよい方法です。
缶詰やレトルト食品
缶詰やレトルト食品は保存がきくうえ、食べ方も簡単で、おやつにも向いているのでおすすめです!
缶詰なら長期でおいて置けるので、何種類か味の違うものを常備しておくといざというとき大活躍します。
最近では、缶詰も色々な食材が使用されており、驚くようなものも缶詰で食べられるのでいろいろ検索してみてください。
他にも乾物や保存食などの干物やレンコン、こんにゃくなど、長期保存ができる食材を普段から備蓄しておくと、災害時に強い味方になってくれます!
アウトドアアイテム
またアウトドア用などで、紐を引くだけで発熱し温まる商品も販売されています。
最近はファミリーで行くアウトドアも流行っているので、小学生でも手軽で美味しく食べられる便利な食べ物が増えています。
アウトドアも限られた状況の中で行うことが多いため、非常食用以外にも、アウトドア店なども覗いてみるとかなりバリエーションが増えますよ!
小学生に限らず備えると良い食べ物
災害時にはもちろん大人も長期間食べられる非常食が必要となります!
缶詰やレトルト食品、野菜や果物が入っているもの、ご飯や麺が入っているもの、肉や魚が入っているもの、スープが入っているものなど、なるべく栄養のバランスも考えて揃えておくのがおすすめです。
なかなか何種類もそろえるのが大変という場合は、カロリーメイトやグラノーラバーなど栄養バランスがそもそも考慮された商品を用意しておくのが簡単です。
またそういった商品は少量で効率よくカロリーも摂れるため、エネルギーをしっかり補給することができます。さらに甘みも感じられるので、災害時の不安やこころもとなさも和らげてくれるのが大きなメリットです。
子供だとなかなか食べにくいかもしれませんが、大豆、干しエビ、干し椎茸などの乾物や、マグロやサバの缶詰なども大人にはおすすめ。
いつ起こるかわからない災害。普段から常備しておくことが大切!
そして災害時には水道も止まることが予想されるので、できるだけ水やその他トイレなどの非常用備蓄の備えも忘れずにするようにしましょう。
台風や大雨などの災害時に家に備えていて実際に役に立ったという声
やっぱり実際に役に立ったものなど、生の声はチェックしておきたいですよね。
SNSやネット上で「災害時に家に備えていて役に立った食べ物」について探ってみました。
「わが家の子どもはまだ小さいので、万が一を考えて子どもがひとりでも開けられるように缶詰やレトルト食品は開けやすいタイプを選ぶようにしています。子どもが好きなカレーやシチュー、ミートソースなどを用意。アルファ米もあるので、それにかけて食べられるようになっています。」
「子どもはアレルギーがあるので、災害時も食べられるものが限られてしまいます。そこで、自分で作った干し芋やドライフルーツ、手作りビスケットなどを保存容器に入れて備蓄!普段からオヤツにも出しており、災害時も子どもも喜んで食べてくれるはず。」
「なるべく子どもが大好きなキャラクターの缶詰やお菓子を備蓄。災害時には不安やストレスが大きいので子供の好きなものを用意しておくとまぎれます。」
「子どもが食べやすいように、小さく切ったり、つぶしたりして食べ物を簡単に調理しました。例えば、ツナ缶やサバ缶はマヨネーズと混ぜてサンドイッチにしたり、カレー缶はごはんにかけておにぎりにしたりできます。そこも考えて備蓄できるといざというとき役立ちます!」
「子どもがいわゆる栄養補助食品が好きなので、それを備蓄しています。カルシウムやビタミンも入っているので栄養的にも安心です。実際に野菜ジュースも備蓄して、それと一緒に飲ませました。」
「以前台風のときに停電になってしまいましたが、備蓄していた缶詰やレトルト食品がたくさんあったので何とか乗り切ることができました。子どももお腹いっぱい食べられて安心しました!やっぱり子供がいると我慢ができないので量が必要になると思います。」
「大雨で外出できなくなったときに、家にあったアルファ米とカレー缶でカレーライスを作りました。子どもはカレーが大好きなので大喜びで食べてくれました!アルファ米は水だけで戻せてカレー以外にもいろいろ使えるので便利でした。」
「地震で避難所に行きました。その時持って行ったビスケットやチョコレートが役に立ちました!子どもはお腹が空いたり不安になったりすると泣き出してしまうので、それを与えると落ち着いてくれました。避難所でたくさんの人と集団で過ごすことも考えてオヤツがあると安心です!」
「水道が止まってしまったときに、家にあった野菜ジュースや牛乳が重宝しました。水分補給だけでなく、栄養も摂れるので助かりました。子どもも美味しく飲んでくれました。いざというときのために普段から多めに備蓄しておくと安心かもしれません。」
「災害時に、家に備蓄していたドライフルーツや小魚ナッツなどのおやつをちょこちょこ食べました。子どもはどうしてもお菓子ばかり欲しがるのですが、これなら添加物も少なく栄養価も高いですし、おいしいので満足してくれました。」
実際に災害時に役立った声を聞くと、「あ、これならうちでもできそう!」と、自分の生活に置き換えて備蓄することができますよね!
まとめ
台風や大雨などの災害時、小学生のいる家庭で「備えててよかった!」という食べ物は、缶詰やアルファ米などの定番のもの以外に、お菓子や栄養バーなどオヤツになるものもあった方が良いことが分かりました。
台風や大雨などの災害が起こると、水道や電気が止まったり、場合によっては外出すらできなくなることもありますが、そんなときに、子どもが美味しく食べることができて安心できるものが備えられているというのが大切です。
また小さなお子さんの場合は万が一親がそばにいない場合でも自分で開けられるものも用意しておくとさらに安心できそうです!