栃木県日光市街と中禅寺湖、奥日光を結ぶ「いろは坂」は、全長15.8㎞の山岳道路です。
日光東照宮、JR・東武日光駅方面から中禅寺湖までの道のりにあるカーブの多い山道のことで、一本道なので抜け道がなく、一度渋滞にはまってしまうと抜け出すまでに長時間かかってしまうこともあります。
紅葉シーズンの土日祝日には、いろは坂の渋滞状況が例年ニュースとして取り上げられるほどです。
日光紅葉時期のいろは坂の渋滞状況
日光の紅葉時期のいろは坂の渋滞はどのような状況なのでしょうか？
渋滞すると何分くらいかかるのか？なぜ渋滞になるのか？まずはチェックしておきましょう♪
渋滞すると何分かかる？
日光駅(日光東照宮経由)から中禅寺湖までの距離は19.5㎞で、平常時の所要時間は車で約４０分ほどの道のりです。
しかし、紅葉時期には一度渋滞に巻き込まれてしまうと２〜３時間ほとんど動かないようなときも。
この時期のいろは坂通過のための所要時間は３時間ほどと大幅に時間がかかることを覚悟しておきましょう。
なぜ渋滞になるの？
いろは坂は、いろは坂の紅葉を楽しむ目的の人の他、中禅寺湖の紅葉を目的とする人や明智平ロープウェイに乗車する目的の人が多く通行するため、紅葉時期の交通量が大幅に多くなります。
また、明智平で道がニ車線から一車線に減少するため渋滞が起こりやすくなります。
そして二荒橋前交差点では付近の駐車場を利用するために交差点から駐車待ちの車がずらりと並び、観光名所である「華厳の滝」へと向かう右折待ちの車が渋滞します。
さらには、駐車待ち車両の影響が逆方向の中禅寺方面へ左折する車にまで及ぶため、流れが悪くなってしまうのです。
日光周辺の観光情報も事前に調べておけばさらに充実した素敵な旅に♪
日光いろは坂でのおすすめの休憩場所
日光いろは坂には「黒髪平(くろかみだいら)」と「明智平(あけちだいら)」の二つの休憩所が置かれています。
黒髪平は、明智平の直前にある駐車場のみの休憩所ですが、紅葉時期には渋滞に備えて仮設トイレが設置されます。
明智平は、標高1473ｍに位置し、食事をしたりお土産を買ったりできる明智平展望台へと繋がるロープウェイがあります。
ロープウェイの明智平駅から展望台駅まではおよそ３分間で、ロープウェイからは小さな滝や切り立った崖が広がる屏風岩、筑波山を見ることができ、空中散歩が十分に楽しめます。
そして明智展望台からは、華厳の滝と中禅寺湖、さらに男体山を一度に見渡すことができます。
また、特産品である「ゆば」を使ったスイーツなども販売されており、休憩所というよりも、観光地として十分に楽しむことができます。
トイレ休憩に関しての情報としましては
- 上りの第二いろは坂入り口に「馬返公衆トイレ」、
- 下りの第一いろは坂は、坂に入る手前の華厳の滝駐車場(ガソリンスタンド向かい)
に多機能トイレがあります。
紅葉時期の日光はだいぶ気温が低くなっているので寒さ対策も忘れずに！
寒さ対策には、首元から肩まですっぽりおおえる大判のあったかストールがおすすめです♪
ホッカイロも用意しておけば同伴の方にもあげることができますし、いざという時に役立ちます。
充電式のカイロもあり、こちらはモバイルバッテリーにもなるので便利です(#^^#)
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まとめ
紅葉時期のいろは坂は、観光地や世界遺産を結ぶ素晴らしい景観を楽しめる道のりではありますが、それだけに渋滞は避けられません。
できるだけ混雑を避けるためには、ご紹介いたしました通り、可能であれば平日に、それが難しい場合は朝早くお出かけいただくことで少しでも混雑しやすい時間帯を避けることがポイントとなります。
また、渋滞することを承知の上で毎年いろは坂の景色を目的に訪れる人もいるほどの道ですので、先述の休憩場所やトイレの場所をご確認の上、ゆったりとしたお気持ちでドライブ中の景色を楽しむつもりでのお出かけをお勧めいたします。
