サーキュレーターと扇風機って似ていますよね。
どちらもモーターで羽根をまわして風を送り出す家電です。
機能も見た目も似ていますが、実は目的と使い方が大きく異なるんです。
あなたは正しく知っていますか?
「似ているけど、何が違うの?」
「扇風機を持っているからサーキュレーターは必要ないよね」
「両方持ってるけどどう使い分けたらいいのかよく分からない」
「どちらか一方だけ買うとしたら便利なのはどっち?」
そんな方はこの記事をぜひ読んでみてください。
サーキュレーターと扇風機の違いが分かり、サーキュレーターや扇風機をより効率的に使用することができるようになりますよ。
サーキュレーターと扇風機の違いを比較
さっそくサーキュレーターと扇風機の違いを比較していきましょう!
電気代はどっちが安い?
サーキュレーターと扇風機、どちらが電気代が安いんでしょうか?
結論からいうと、電気代にほとんど差はありません。
サーキュレーターと扇風機、どちらも消費電力20W〜40Wのものが一般的です。
仮に30Wの消費電力だとすると、1時間あたりの電気代は0.79円。
1日に8時間使ったとすると、1か月あたり約196円です。
(約0.79円×8時間×31日=約196円)
それぞれのメーカーの商品や風量によって消費電力は異なるものの、そこまで大きな差はありません。
洗濯物の乾き方の違い
サーキュレーターと扇風機、どちらが洗濯物を乾かすのに向いているんでしょうか?
結論から言うと、部屋干しするならサーキュレーターがおすすめです。
扇風機は「人が風にあたって涼む」ことを前提に作られているため、風がやわらかくて広範囲。
風のパワーは弱いため、洗濯物を乾かすことには向いていません。
一方、サーキュレーターは次のような特徴があるので、洗濯物が乾きやすいです。
・ 風量が強い
・ 範囲が狭く直進性のある風
・ 上下左右に首振り可能(※製品によっては不可)
強力な風を、集中して、多方向に動かしながら送風することができるんです。
音の大きさ
サーキュレーターと扇風機、どちらが音が大きいのでしょうか?
結論から言うと、サーキュレーターの方が音は大きい傾向にあります。
サーキュレーターは強い風を一方に強く吹き出すので、羽根が風を切る音などが生じやすいんです。
とはいえ、テレビの音が聞こえなかったり、会話に支障が生じるほどのうるささではありません。
どうしても音が気になる方は、
・ 風量を弱くする
・ 寝る時は使わない
などの工夫をすれば大丈夫でしょう。
また、静音設計のサーキュレーターなども販売されていますよ♪
エアコン冷房使用時サーキュレーターと扇風機はどっちが涼しい?
エアコンで冷房をつけるときは、サーキュレーターと併用するのがおすすめ。
なぜなら、室内の空気を循環させるのはサーキュレーターの方が得意だからです。
冷たい空気は下にたまります。
エアコンを背にするようにサーキュレーターを置いて、床と平行に送風しましょう。
下にたまった冷たい空気が部屋中に行き渡り、効率よく部屋全体を冷やすことができます。
エアコンの設定温度をそこまで下げなくてもよくなるので、電気代の節約にもなります。
暖房使用時サーキュレーターと扇風機はどっちがおすすめ?
暖房を使用するときは、サーキュレーターと併用するのがおすすめ。
なぜなら、室内の空気を循環させるのはサーキュレーターの方が得意だからです。
「暖房を使用しているのに、風があると寒くなりそう…」と感じる方もいるかもしれません。
あたたかい空気は上にたまります。
エアコンで暖房をつけても足元は寒いまま、という経験はありませんか?
部屋の隅にサーキュレーターを置いて、エアコンに向けて対角線上に風を送りましょう。
天井にたまったあたたかい空気を動かして、足元まであたたかくしてくれます。
今人気のサーキュレーターはこちら!
機能的なアイリスオーヤマのサーキュレーター
音がすごく静かな無印良品のサーキュレーター
おしゃれなデザインのバルミューダのサーキュレーター
まとめ
サーキュレーターと扇風機について、電気代・洗濯物の乾き方・音の大きさ・使い方などを比較しました。
サーキュレーター扇風機、似ているようでそれぞれ特徴があり、得意分野が異なります。
電気代についてはほぼ差がないと言えるので、目的に応じて選びましょう。
扇風機がおすすめな人
・ 直接風を感じて涼みたい
・ 少しでも静かな方が良い
・ 夏だけ使えたらよい
サーキュレーターがおすすめな人
・ 洗濯物を乾かしたい
・ 冷暖房の効率をよくしたい
・ 部屋の空気を循環させたい
・ 一年中使いたい