長引く避難生活では、いろいろなものがすぐに手に入らなかったり、入浴や洗濯が思うようにできず、女性にとってとてもストレスの多い状態だと思います。
長期にわたり不安な避難生活を送ることがどれだけつらいものか、想像にたえません。
そんな不安を少しでも和らげられるように、避難生活の中ででも、やりやすい肌ケア&紫外線対策をリサーチしました!
突然の避難生活でのお肌のケア
突然の避難生活ではいろいろなものが手元にない状態で、集団生活をしなければならないことになりますね。
普段から毎日朝晩のお肌のケアをしている女性にとって、お手入れができないことも大きなストレスのひとつになるのではないかと思います。
「リフトアップ」の笑顔体操
緊張が続く日々だからこそ、意識的にほぐすことも大切。
「リ・フ・ト・アッ・プ」と発音しながら、各ポーズで10秒ずつキープする簡単な顔体操です。すがすがしい朝のうちに1分。1日の始まりは笑顔から。
カタチをつくることからでも、気持ちがポジティブに動きます。笑顔体操は、魅力的な表情を導くフェースマッスルプログラムをもとにし、簡易化してつくっています。
洗顔フォームがない場合、浴用石鹸で洗顔できる?
洗顔用ではない浴用石鹸やボディソープなどで顔を洗うと、肌がつっぱって乾燥しがち。
そういう場合は、まずあぶらっぽい部分(額や鼻などのTゾーン)にだけ泡をつけて洗って。流すときに顔全体に泡を広げるようにすると、乾燥しやすい頬や目の周りのうるおいを奪わないで洗顔することができ、水の節約にもなります。
洗顔ができないときは
ウエットティッシュやボディ用シートなど、肌に使えるシート類が入手できれば、それらで顔を拭くこ
ともできます。
ただ、スースーするメントールやアルコールを含んだものは、しみる場合もありますので、あごの下の部分等で問題がないか確認するようにしてからお使いください。皮膚の薄い目のまわりは避けるようにしてください。
また、水が使えないときに、メーク落としのためのクレンジングシートで顔のよごれを拭いた場合は、その後、ウエットティッシュや濡れコットン等でもう一度肌を拭くようにしてください。
メーク落とし成分が肌に残ったままだと、トラブルの原因になってしまうこ
とがあります。
すべて資生堂による「被災地での肌と髪のケア」より引用
このように、顔の筋肉を全体的に動かすことで、緊張をほぐし血行を良くしたり、顔専用の石鹸がない場合の洗顔の仕方など、特別なものがなくても肌のケアを行うことができます。
また、保湿するために、食用の油などでケアしようとする場合、肌に合わず逆に肌あれを起こしてしまう場合もあります。
食用と化粧用のオイルでは製造工程やオイルの精製の仕方、品質の管理の仕方が異なるので、食用オイルでは肌に負担がかかってしまうことがあるためです。
避難リュックの中にはふき取るだけのタイプのも入れておくと安心です!
お肌が敏感でいつも使うものが安心という方は、普段使うものをふき取りタイプのものにしてしまうのもよいですね!
こちらは美容液成分98.8%なので、お肌に残っても安心です。
避難リュックにはふき取り用のコットンと予備のウォッシュゲルを入れておけば全身に使うことができますよ!
肌の負担をつくらない肌ケア
肌に負担をかけると、その刺激から炎症が起こりシミの原因になってしまいます。
そうならないためにも、肌に負担のかからない肌ケアを心がけると良いです。
洗顔シートなどを使うと、どうしても力が入ってしまいがちですが、肌のためにはやさしく汚れをふきとらないと肌に負担がかかってしまいます。
肌に負担がかからない力加減としては、肌の表面がほとんど動かないくらいの力が目安になります。
汚れを落とそうとつい力が入ってしまうので、なかなか難しいですが、利き手とは逆の手でふき取るようにすると優しい力で拭きやすいです!
まとめ
- 普段の肌ケアができない状態で洗顔や肌ケアをするときには、肌に負担を与えないための注意点がある
- 肌に負担がかからないように肌ケアすることでシミができにくくできる