新型コロナウイルス

【新型コロナ】クルーズ船の下船はいつに?チャーター機との対応の違いに批判も?

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2月5日、厚生労働省は中国湖北省の武漢からチャーター便で1月末に帰国し、千葉のホテルなどに滞在していた日本人のうち、11人が”やむを得ない事情”で帰宅したということを明らかにしました。

その報道を受け、「やむを得ない事情というのはどういうこと?」という声が多くみられます。

2月7日の「モーニングショー」では、新型コロナウイルスに対する政府の対応について、そのような対応のチャーター便と、いまだ検査がなかなか進まず多くの乗客が下船できないクルーズ船への対応の違いを詳しく専門家を交えて解説していました!
ノコ
その説明がとてもわかりやすく、現状がわかるものだったので紹介していきます。

 

「新型コロナ」”やむを得ない事情”で帰宅できるチャーター便

2月5日に厚生労働省が出した発表によると、チャーター便で1月末に帰国し、千葉のホテルなどにいた日本人のうち、11人が”やむを得ない事情”で帰宅したということなのですが、”やむを得ない事情”とはいったいどのような理由だったのでしょうか?

11人の内訳としては・・・

  • 1月29日帰国の第1便:1人
  • 1月30日帰国の第2便:8人
  • 1月31日帰国の第3便:2人

という内訳になっています。
(この他に2月3日に身内の不幸で帰国した方が1人います。)

帰宅せず、ホテルなどにとどまった人の中には、

ホテルにとどまった男性

驚いた。チャーターを飛ばしてもらったのに、その期間を守れないのは・・・

とおっしゃっている方も・・。

ネコ
そうだよね・・。しっかり期間を守ってこその感染防止の”隔離”対策なのに・・。

では、いったい、その新型コロナウイルスの感染予防対策である”隔離”を中止するほどの、”やむを得ない事情”というのは何だったのでしょうか?

2月7日の「モーニングショー」に出演されていた専門家の先生の見解だと・・

”やむを得ない状態”というのは・・

  • 新型コロナ以外の病気になってしまったため
  • 持病が悪化したため
  • 精神状態が極限まで来てしまったため

というような理由が考えられるのではないか?
それにより、「人道的な配慮」がされたのではないか?

ということでした。

帰宅した人たちに対しては、帰宅後も毎日の検温と健康観察の報告を義務付けているとのこと。

チャーター機で帰国した人たちが、千葉のホテルに滞在している理由は、「検査で陰性だった場合でも最長2週間、宿泊先に滞在し、症状が出ないかどうか経過観察する」と政府が要請しているため。

今回”やむを得ない事情”で帰宅された11人の方も検査自体は陰性だったと思われます。

ですが、過去に、流行った他の新型コロナウイルスのMERSの場合などで、喉からの「咽頭ぬぐい液」では陰性であった人が、「肺の洗浄液」では陽性が出たということもあったので、「陰性だった場合でも最長2週間、宿泊先に滞在し、症状が出ないかどうか経過観察する」という政府の要請は、新しい感染症への「検疫と隔離」という対策の中で、実はとても大事なことなのです。

ネコ
どのような事情があったにせよ、持病や他の病気だったら病院に移送するなどの別の措置はできなかったのかな?

そして、後述するクルーズ船への対応とも比較して、さらに「なぜ?」という声が高まっているようです。

 

「新型コロナ」クルーズ船から降りられない理由と下船時期

現在、神奈川県横浜港沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では、”症状のある方”と”濃厚接触者”に限定して新型コロナウイルスの検査を行っています。

2月7日現在進行中の検査の中で、乗員と乗客で感染が明らかになったのは合計で61人。

その検査の対象は、3700人余りの全乗客のうち、発熱やせきなどの症状がある人と濃厚接触したりした人たちの合計273人だけにとどまっています。

感染者からさかのぼって感染経路を追うのは、共有部分も多く、イベント時には全く知らない人たちと接する機会も多かったクルーズ船ではとても困難であり、現在”濃厚接触者”として挙げられている方たち以外にも、たくさんの真の”濃厚接触者”がいるのではないか?と言われています。

そして、現在検査対象外の残る3600人以上の方たちに、今後も船内にとどまり、原則として14日間客室などで待機することを、厚生労働省は要請しているのです。

それにより、新たな重症感染者が検査で発覚したその日を起点に、原則14日のルールが適応されて、さらに拘束されるという悪循環になってしまうのです。

ここが、クルーズ船からなかなか下船できない理由になっているのです。

なので、隠れた”濃厚接触者”が未知数のため、現時点では下船時期は全く予測できないものになっています・・・。

<追記>2月13日

やっと、一部条件をクリアした方の下船が検討されています!
80歳以上の方、窓のない部屋の方などは、検査を受け次第陰性ならば下船できるとのこと。

まだまだ条件外のかたはまだ下船できないようですが、ひとまず、事態はすすんだようです!

ネコ
つまり、検疫が開始された3日から17日までの14日間という最短の拘束期間ではなくて、ここからまだまださらに延びるかもしれないってことか!

そうなると、クルーズ船もチャーター機の場合と同じように、乗客乗員全員の新型コロナウイルス検査をするのが一番なのでは?という意見も・・。

男性乗客

全員まず1回検査して陰性だったら下船させてほしい!

でも、それができない理由があったのです。

クルーズ船の乗客乗員全員の新型コロナウイルス検査ができないのは・・・

船の出発地点が中国の湖北省ではないからという理由からなのです。

厚労省大坪寛子大臣官房審議官によると、「(クルーズ船の乗客乗員は、)中国の湖北省から帰る方たちではないので、検査できない。」今後検査することはない様子・・・。

これは、現段階での法律上、「中国の湖北省」からの帰国者にのみ検査が義務付けられているため、湖北省からの帰国じゃない人たちや、先に述べた”症状のある人”、”濃厚接触者”以外の人たちには国の予算が使えず検査ができないということなのです・・。
ネコ
法律を変えて、「湖北省」じゃなくても予算を使って検査できるようにできないのかな?

これに対し、感染症の専門家・岡田先生は、

  • 空気をきれいにするヘパフィルターの付いている飛行機であるチャーター機とは異なり、船の中はその構造上空気の循環が悪い。
  • 客室に滞在している乗客は2,3人で同じ部屋にいる方も多いため、もしリストアップされていない潜伏期の”濃厚接触者”が検査対象外にいるとすると、その方たちの中で感染が広がる。
  • その中からさらなる重症者が出た場合、またさらに「原則14日間」のルールで、乗客乗員全員の下船の日は延びることになる。
  • 法律的な部分はわからないが、ウイルス学的に考えるととても悪循環だ!

と、指摘していました。

ネコ
この先船からいつ降りられるのかわからず不安な状態の乗客乗員のみなさんのことを考えると・・・。政府の柔軟な対応を期待・・・。

 

 

「新型コロナ」チャーター機とクルーズ船への国の対応の違い

乗客乗員全員の新型コロナウイルス検査を実施して、さらに”やむを得ない事情”で帰宅を許可したチャーター便と、一部の乗客乗員への検査しか行わず、原則として14日間客室などで待機するよう要請したクルーズ船への政府の対応の違いは何なのでしょうか?

先にクルーズ船の部分で述べた通り、厚生労働省の判断である「中国の湖北省から帰る方たちではないので、検査できない。」というところがポイントになってきます。

この部分があるからこそ、クルーズ船の乗客乗員全員の検査ができず、重症者が出るたびに客室待機の期間がどんどん延びていく状態となり、クルーズ船からの下船の許可はでないという悪循環になるわけです。

ネコ
クルーズ船の乗客乗員の中にも”やむを得ない事情”の方は絶対に出てくるはずだよね・・。

この、「チャーター機ではOKで、クルーズ船では許可できない」という、2つの整合性が取れない状態になると、今後、さらなる問題が出てきそうです・・・。

新型コロナウイルスへの対策としての「検疫と隔離」の面で考えると、”やむを得ない事情での帰宅”はあり得ないことと考えられます。

重大な理由があり、もし、それを許すのであれば、”事情”の基準はどう判断するのか?そこを明らかにしないと、その状況により判断がズレてしまい、整合性が取れないという状態になりそうです。

ネコ
よりよい方法で対応してほしいね。

 

「新型コロナ」検疫での今後のクルーズ船への国の対応

現在横浜港の沖合に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」に対しては、ここまで述べてきたような対応がとられましたが、今後入港してくる船に対しては、政府はどのような対応をしていくのでしょうか?

香港を出発し、台湾から日本へ、石垣島、那覇、長崎、福岡に寄り、最終目的地・横浜に向かう予定だった「ウエステルダム号」の入国入港を拒否しました。

現在、乗客1455人、乗員802人に症状は出ていないと、アメリカのクルーズ船会社「ホーランド・アメリカ・ライン」は報告しています。

それを受けても、国は「入国を拒否」という対応をしたのです。

船に乗っている日本人に対しては、手続き上「香港に戻ってから民間機で日本に帰ってくるしかない」と伝えていますが、飛行機の場合でも帰国が困難な中、そのようなルートで本当に帰ってこれるのかは検疫省がどのように対応するかにもよるとのこと・・・。

今後も、クルーズ船に対しての検疫は、「船内に症状のある方がいなくても、入国を拒否する」という対応になっていきそうです!

<クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」への対応>

現在、客室内での滞在を余儀なくされたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では、現在、乗客乗員にマスク1枚ずつ配布、娯楽用品配布、食事のメニューの選択、窓がない部屋など一部の乗客に対しては、デッキへの外出許可も下りたようです。

また、乗客の「14日間の費用に不安がある」という声に対しては、菅官房長官が「しかるべき措置を・・」と述べていましたので、対応がとられるのではないかと考えられます。

ネコ
日本として新型コロナウイルスに対する「検疫と隔離」の対策は守りつつ、検疫中の方たちに臨機応変に柔軟な対応が求められるね!

 

 

まとめ

  • 「新型コロナウイルス」により、チャーター機で帰国して千葉などのホテルで待機していた人の中で”やむを得ない事情”で帰宅した人たちの、その”事情”は、持病など病気などの理由の可能性が高いと考えられた
  • 「新型コロナウイルス」対策で、横浜港の沖合に停泊中のクルーズ船に隔離されている乗客乗員が下船できる時期はかなり延びる可能性が高く、予想が難しかった
  • 新型コロナウイルス対策での、チャーター機とクルーズ船の対応の違いは、クルーズ船が「湖北省」から来たものではないことが大きな原因だった
  • 新型コロナウイルスに対する、今後のクルーズ船への国の対応は、「入港(入国)拒否」という対応だった

 

 

 

 

チャーター:一部・・濃厚接触なし⇒様子見

 

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